こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。
12月になりました。2013年もあと1ヶ月ですね。
今年は小6の息子の少年野球ラストイヤー。
この一年は毎週日曜日、息子の少年野球に身も心も捧げてきました。
上記写真は、あるトーナメント大会の「開会式」のシーンです。
今となっては懐かしいです。
というのも昨日、息子の所属する少年野球連盟で「閉幕式」がありました。
12チーム99名の6年生を送る式でした。
ただその前に行われた後期リーグ戦の表彰式を見て、一段と悔しさが
込み上げてきました。
優勝チームのスポットライトの浴び方が格段に素晴らしく、
優勝を逃した自軍チームとの差をまざまざと見せつけられた議事進行
だったからです。
同じチームのお父さん方と「ほんとに悔しいなぁ。少年野球は難しい」
と言いながら、表彰式の様子を見つめていました。
1週間前に行われた最終戦。勝った方が優勝という試合にわがチームは勝てず、
惜しくも優勝を逃してしまいました。
最後に勝って、父兄も含め、チームみんなで笑って終わりたかった…
抱き合って優勝の喜びを爆発させたかった…
勝つ喜びと誇りを胸に子供たちに少年野球を終わらせたかった…
ほんとうに残念…(泣)
▼終わりよければすべてよし
▼有終の美を飾る
といわれますが、このフレーズには重みと深みがある。
息子の少年野球というプライベートの世界ではありましたが、
このことを昨日痛切に感じさせられました。
少年野球ラスト公式戦、勝った方が優勝という大一番だからこそ、
一球一球、ワンプレーに今までやってきたことのすべてが凝縮され表現される。
しかし、自軍チームはそこで相手に勝てなかった。勝つチャンスは十分ありましたが…
私は今回の結果を真摯に受け止めながらも、先週1週間はショックのあまり、
燃え尽き症候群でした。(苦笑)
ただ最後に優勝という【目標】は達成できなかったけど、
少年野球を通じ人生を学ばせるという【目的】は少しは達成できた
と思っています。
私たち経営者がビジネスを成長させていくうえで陥りがちなのが、
【目標】と【目的】を混同してしまうこと。
このことが利益さえ得られれば手段は選ばないという
邪念につながるのです。
先日も、小学生の息子に優勝チームという強豪でバスケットボールをさせて
いらっしゃる、年商10億円のクライアントの経営者が言われていたのは、
「バスケットーボールを通じ、人生を学ばせる」ということ。
お話を聞いていて、うちの甘ったれ(?)の息子より、
立派な息子さんだなあと感銘しました。
長い目で見れば、今回最後に勝てなかったという経験は自軍チームの
子供たち一人ひとりの大きな財産になるでしょう。
所詮まだ12歳。人生はこれから!
今は人生の厳しさを知っておく方が大人になってプラスになるはず。
少年野球を通じ、お世話になった地域の父兄の方々には感謝の念でいっぱいです。
ほんとうにありがとうございました。
ただやっぱり何事も、
▼終わりよければすべてよし
▼有終の美を飾る
が大切です。
途中のプロセスで失敗は当然あるでしょう。
でも最後がよければ、それまでの過程でうまくいかなかったことも水に流せる。
終わりがすべてと言っても過言ではないぐらい重要です。
2013年度を良い一年にしたい。
この一年を振り返り、いろいろ試行錯誤もあったとしても
最後は良い締めくくりをしたいところです。
皆さんの会社の方も年末で大変忙しいと思いますが、2013年度のラストスパート
の社長業をお互い頑張りましょう。