こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
前回の続きです。
「投資」と言っても、お金を殖やす手段は色々あります。
▼株式
▼債券
▼外国為替証拠金取引(FX)
▼コモディティ(金や大豆など)
▼不動産
ここで注意すべきは、「投資」と「投機」の違い。
収益の源泉が値動きだけ。これは「投機」です。
FXとコモディティは、完全なる投機の対象。
「投資」とは言えません。
:
:
:
ここで微妙なのが「不動産」。
土地の上にマンションを建設する。
そうすれば、家賃収入を得ることができます。
REIT(不動産投資信託)も、
ファンドに組み入れられている
*オフィスビル
*商業施設
*倉庫
*賃貸住宅
*ホテル
といった投資物件から、家賃収入を得て、年2回分配される
分配金の原資にしています。
但し、不動産の場合、自ずと上限あり。
家賃を毎年引き上げるのは、物理的に無理だからです。
どこまでも高くなるビルを建てる?
そんなことができれば、収益を無限大に積み上げられます。
しかし、こんなことは土台無理な話ですね。
不動産投資は手離れは確かによい。
しかし、収益を持続的に増やせません。
また築年数が経過すれば、リニューアル等のメンテ費用も必要。
こういった点が、不動産投資の限界なのです。
:
:
:
このように消去法で考えれば、「株式投資」がベストなのか??
明治から昭和にかけての大富豪がいらっしゃいました。
その名は、本多静六氏。
東京大学の林学博士で、莫大な富を築かれました。
本多静六博士の著書、
『人生と財産』(日本経営合理化協会)
の中でこんな言葉が紹介されています。
…………………………………………………
私の財産成功は、株式と土地山林だった。
(中略)
投資戦に必ず勝利を収めようと思う人は、
静かに景気の循環を観察して、
好景気時代には勤倹貯蓄を、
不景気時代には思い切った投資を、
時機を逸せず、巧みに繰り返す。
これを私はおすすめする。
…………………………………………………
:
:
:
かつて大富豪として名を馳せた本多静六氏の言葉を借りれば、
「コロナ不況の今こそ、株式投資のチャンス到来」
と言えます。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
ビスマルク(ドイツ鉄血宰相)の名言ですね。
本多静六博士の言葉を今こそ、かみしめなければなりません。
コロナ不況をチャンスに!
今日も社長業を楽しみましょう。