こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
GW最終日となりましたね。
5月31日まで緊急事態宣言延長へ。
「5月6日で予定通り終了してくれよ」
そんな期待を持っていた経営者も多いことでしょう。
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エヌエヌ生命保険による中小企業経営者調査を紹介します。
全国7,228人の経営者による回答です。
質問は以下の通りです。
「感染拡大がいつまでに終息すれば、経営的に乗り切れるか?」
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▼4月末 20.3%
▼5月末 16.6%
▼6月末 15.5%
▼9月末 8.7%
▼12月末 7.6%
▼来年以降でも影響なし 24.2%
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先が見えない。今日のコロナ禍はいつまで続くのか?
私たち経営者はいま、
精神的につらい日々を送っています。
こんな時に正しい心構えの
ヒントとなる古典的名著がコレ!
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『夜と霧』(1946年出版)
ヴィクトール・フランクル博士著。
ナチスの強制収容所でかつて囚われの身となる。
壮絶で過酷な状況の中で生き抜いた。
そんな著者の体験に基づく作品です。
この中でこんな記述があります。
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どんな人が心が折れ、先に亡くなっていくのか?
「クリスマスまでには帰れるだろう」
と楽観的観測をしていた人たちだ。
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これを今日に当てはめれば、
「5月いっぱいで、緊急事態宣言は終わるだろう。」
「夏までには終息するだろう。」
などと考えている経営者こそ、
“心が折れやすい”
と言えるわけです。
悪い状況が起こった時、
自社都合で物事を考えてはいけない。
自己都合で楽観的観測をしてはいけない。
お互い肝に銘じておきたいものですね。
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経営者として正しい姿は例えば、
「終息するまで、あと2年かかる」
と想定したうえで、
「この中で私たちの組織はどうやって生き残っていくのか」
を冷静に考えることです。
コロナ終息までの期間は色んな情報が飛び交っています。
*1年以上
by 山中伸弥教授(IPS細胞研究所所長)
*18ヶ月~24ヶ月
by 感染症研究政策センター(米ミネソタ大学)
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私(岩佐)は医学的なことは全く分かりません。
ただ長期化する可能性は十分ありそうです。
経営者として、「最悪」の基準値として念頭に置いておく。
そんなふうに捉えてもよいかもしれません。
この難局を共に乗り越えましょう。