小が大に勝つエネルギーを拝受 IN 熱田神宮
こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。
先日の神戸から三重遠征の道中、名古屋の熱田神宮に参拝してきました。名古屋に来ると必ず訪れる場所で、
これで三回目。
熱田神宮は、伊勢神宮に次ぐ神格を有すると言われるだけあって、早朝の境内は大変厳かな空気に包まれ、
身が引き締まりました。
また、この場所は【戦いの神】つぃて名を高めた神宮でもあります。
戦国時代に、織田信長が桶狭間の戦いに出陣する前に戦勝祈願した場所なのです。
そして、戦勝の御礼に寄贈したといわれる土塀がありました。通称【信長塀】といわれています。
桶狭間の戦いといえば、まさに【小が大に勝った戦】として歴史に名を残しています。
わずか4000人の軍勢で今川義元の大軍に戦いを挑み、義元の首を討ち取りました。
私はこの塀に手をかざし、瞑想しながら、信長のエネルギーを拝受しました。
なぜなら、税理士として膨大なビジネス数字を日々見ている者からすれば、小が大に勝つエネルギーは
中小企業の財務戦略上、大変重要であると感じているからです。
売上規模や従業員数といった【量的数字】の面においては、どう逆立ちしても中小企業が大企業に勝つ
ことはできない。
しかしながら、
▼1人当り粗利益(人員1人当りの労働生産性)
▼ROA(総資本経常利益率:最小の資本で最大の収益を稼ぐ力)
といった【質的数字】については、中小企業が大企業を凌駕することは十分可能だし、むしろそれを
目指すべきです。
中小企業の場合、大手のような大量仕入はできないため、薄利多売の収益モデルより、
きちんとした付加価値をつけ、適正粗利益を頂くモデルを選択すべし。
そうすれば、おずずと上記の質的数字の向上は見えてきます。
社長の弱気思考が販売価格の足を引っ張り、粗利益を削っていきかねない。
社員数を増やせば増やすほどカッコいいという欲望にかられると、労働生産性は悪化する。
見栄で広々とした豪華なオフィスを追い求めると、ROAはアップしない。
神戸から名古屋、三重への遠征でしたが、織田信長が一躍スターダムにのし上がった
桶狭間の戦勝のエネルギーを全身いっぱいに感じることができ、心が洗われました。
今日も社長業を楽しみましょう!