こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。
新型コロナ対策の国策の第2弾です。
前回の経済産業省関連に続き、今日は厚生労働省関連です。
まずは、
『雇用調整助成金の特例』
から見ていきましょう。
▼新型コロナの影響で最近1ヶ月で10%以上の売上減
▼労働者を一時的に休業させる
▼休業手当の3分の2を助成(上限:1人1日8335円)
新型コロナウイルスの影響で、
売上がダウンし、仕事がなくなる。
会社都合で労働者を休ませる。
そんなケースの救済措置として使える助成金です。
次に、
『小学校等の臨時休業に伴う保護者の休暇取得支援』
です。
▼以下の労働者に年次有給休暇とは
別途、有給休暇を取得させた事業主
*コロナ感染防止策として臨時休業した小学校等に通う子
*コロナに感染した恐れのある小学校等に通う子
(注)幼稚園・保育所等含む
▼支給額
有給休暇として支払った賃金相当額(上限:8330円)
▼期間
令和2年2月27日~3月31日
そして、今回テレワーク導入を検討する
法人に朗報です。
『時間外労働等改善助成金の特例』
として以下の2つが創設されました。
▼テレワークの特例コース
★対象
新型コロナ感染症対策として、
テレワークを新規導入する中小事業主
★助成対象
*テレワーク用通信機器の導入費用
*就業規則・労使協定の作成&変更等
★要件
下記期間中にテレワークを実施した
労働者が1人以上いること
★期間
令和2年2月17日 ~ 5月31日
★支給額
*補助率:2分の1
*上限:100万円
▼職場意識改善の特例コース
★対象
新型コロナ感染症対策として、
休暇の取得を促進する中小事業主
★助成対象
*就業規則・労使協定の作成&変更等
*労務管理用機器等の購入&更新
★要件
下記期間中にコロナへの対応として、
労働者が利用できる特別休暇の規定を整備すること
★期間
令和2年2月17日 ~ 5月31日
★支給額
*補助率:4分の3
(注)
事業規模30名以下&労働能率の増進
に資する設備機器等の経費が30万超
⇒ 5分の4
*上限:50万円
以上、厚労省から発表されたばかりの最新の助成金です。
詳細は当社にお問合せ下さい。
https://roumu-management.com/index.html
顧問先のお客様でよくある勘違いは、
「助成金と補助金を混同」
されていらっしゃることです。
両者は管轄の省庁が全く異なります。
▼厚労省 … 助成金
▼経産省 … 補助金
くれぐれもご注意下さい。
今日も社長業を楽しみましょう。