こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。
先日、三重県津市に遠征し、公益社団法人 津法人会主催のセミナー講師を務めました。
この津市の基盤をかつて築いた戦国武将は【藤堂高虎】。
約190センチの大男だったとのこと。
セミナー開始前、会場近くの津城址にある藤堂高虎公の銅像からエネルギーを拝受してきました。
大変印象深かったのは、馬上の高虎が前方へ向かって指を差し出している姿。
まるで現代の私たちに対し、
「激動期の今こそ、こちらの方向へ向かって走れ!」
と指図しているかのように見えました。
なぜなら、藤堂高虎のバックグラウンドがそう感じさせたからです。
藤堂高虎は何度も主君を変えたことで有名。7人の主君に仕えています。
織田信長の甥や、豊臣秀吉を初め、最後は260年余続いた江戸幕府の礎を築いた徳川家康公から、
外様大名でありながら大変重用されました。
「武士たる者、七度主君を変えねば武士とは言えぬ」
こんな名言も残しています。
歴史小説では何度も主君を変えたことに否定的な見解も多いようですが、
激動の戦国時代を強くたくましく生き抜くために、時流から誰を主君にすべきかを
的確に見定めた生き様は、
▼社長業 = 環境変化適応業
が今こそ求められる私たち中小企業経営者にお手本になると思います。
動乱、混迷、先行き不透明、先が見えない、答えが見えない、明治維新に匹敵するほどの時代の変わり目…
メディアでは今日の情勢を色んなフレーズで表現されますが、
そんな今日を生き抜くための高虎公のエネルギーが津市には込められていました。
ちょうど先週も同じ三重県の名張市に遠征していましたが、今回の津市は県庁所在地だけあり、
街の活気も大変感じました。
もちろん講演前は津城址に隣接する、高虎公を祀る【高山神社】に参拝。
津市と自分自身を同化させるための儀式を行いました。
今回のセミナーのテーマは「オーナー経営者の資産保全対策」。
【社長のお金】というタブー(?)に真正面から切り込んだ内容でした。
参加者の皆さんにとっては当然ながら(?)関心の高いテーマでしたので、熱心に耳を傾けて頂きました。
津の皆さん、本当にありがとうございました。
今日も社長業を楽しみましょう。