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伊賀忍者の国へ 

無題

 

 

こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。

 

今日は三重県名張市に遠征しました。

日本生命・津支社の営業部長が世話人を務めておられる「名張企業リーダー会」主催の講演。

当初は【事業承継】をテーマにお話する予定でしたが、会場に行くと若手経営者が多かったため、

アドリブで【オーナー経営者の個人資産保全】という視点でお話させて頂きました。

 

【名張】といえば、かつて伊賀忍者の上流階級が支配していた地域。

伊賀忍者は甲賀忍者とよく比較されます。

甲賀忍者は1人の主君に忠義を尽くす特徴がある一方、伊賀忍者は金銭による契約以上の関わり

を雇い主と持たないという【合理主義的】な思想を持っていたそうです。

 

日本の99.7%を占める中小オーナー企業の場合、会社と社長個人は表裏一体です。

そのような背景の中で会社を伸ばすには、いかに公私混同のカラーを消し去れるかが

大切になります。

 

ただ私は常日頃より【公私混同ではなく、公私並行】の考え方を説いています。

なぜなら、公私混同をしないよう、経営者が滅私奉公で働くあまり、 社長自身が自己防衛術として

個人資産の保全が図られていないことが 往々にしてあるからです。

公私混同になると確かに【社長のお金=エゴ】になる。

しかし、会社の銀行借入には代表者個人保証が付いている。
経営者が万一会社をつぶし仕事を失っても、国から失業手当がもらえないばかりか、

自宅不動産まで失ってしまうリスクを抱えている。

 

だからこそ、【社長のお金=会社を守る最後の砦】なのである。

 

しかし、経営者は孤独とよく言われる。誰も社長のお金は守ってくれない。

経営者は常日頃から「究極の自己責任」の世界で生きている。

 

▼お金の世界は知っているか、知らないか

 

だけで大きな差がつく。

 

だからこそ、伊賀忍者流の【合理主義】の思想はオーナー経営者の個人資産保全を図るうえで

絶対不可欠なのです。

 

▼現金=現実

▼会社経営はお金で始まり、お金で終わる

 

甲賀流のナニワ節もいいけれど、お金の世界はやはり伊賀流の合理主義も必要ですね。

 

そして、講演前に恒例行事のその地域の神社に参拝してきました。

講演会場近くに、名張の氏神様「宇流冨志祢(うるふしね)神社」へ。

 

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名張は、推理小説家の江戸川乱歩を輩出した地域でもあるそうです。

そのせいか、この神社の境内も他の神社とは違う、何か不気味な(?)空気が漂っていました。

神社によって空気感がそれぞれあるのは面白い!

名張の皆さん、本当にありがとうございました!

 

 

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