こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。
先日の日経新聞に税理士として大変興味深い記事がありました。
「税制改正前倒し 9月着手 企業減税など検討」
税制改正の論議が政府内で本格的に始まるのは例年【11月】。
しかし今年度は2ヶ月前倒しの【9月】に始める方針を政府内で
固めたとのこと。
そして、その改正論議の内容も【増税メニュー】ではなく【減税】。
設備投資減税など起業支援に結びつく税制改正に早期に取り組む
狙いだそうです。
大変素晴らしいですね。
平成25年度税制改正の中でも、以下の【減税メニュー】がてんこ盛り。
▼生産等設備投資促進税制(新設) … 税額控除上限:法人税額の20%
▼所得拡大促進税制(新設) … 税額控除上限:法人税額の20%
▼卸売・小売・サービス業等の設備投資促進税制(新設)
… 税額控除上限:法人税額の20%
▼研究開発減税(拡充) … 税額控除上限:法人税額の30%
▼グリーン投資減税(拡充) … 税額控除:取得価額の7%
▼雇用促進税制(拡充) … 税額控除:増員1人当り40万円
平成26年度税制改正の新たな【減税メニュー】も税理士としては
今から楽しみです。
ふつう仕事の意思決定スピードは【官より民】の方が速いのが当たり前。
それなのに、さすが安倍政権は一味違います。(?)
私たち経営者も、将来起こりうる出来事をあらかじめ想定し、
できる限り、先手先手で対処することを心掛けなければなりません。
「今やらなきゃ、いつやるの?
今やらないと、後でどんどんきつくなるぞ。」
と自らを叱咤激励し、【前倒し】で行動しないといけませんね。
そんなエネルギーをこの新聞記事から拝受することができました。
何事も前倒しで先手必勝ですね。
今日も社長業を楽しみましょう。