こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの
岩佐孝彦@税理士です。
先日、神戸のスタジオにこもり、2日間の収録作業を終えました。
5月頃に発刊予定の日本経営合理化協会CD教材、
『お金を残す社長の資産防衛の新常識』の5巻セットの収録です。
▼第1巻 今日の資産防衛の傾向と対策
▼第2巻 資産管理会社のかしこい設計法
▼第3巻 今すぐ“不”動産を動かしなさい!
▼第4巻 自社株対策の戦略思考
▼第5巻 金持ちが三代続く資産防衛モデルの事例研究
江戸時代儒学者の佐藤一斎の言葉。
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「天はなぜ、私をこの世に送り出し、
何をさせようとしているのか。
自分はもともと、
天の所有物だから、
天の与える仕事(天職)があるはずだ。
この使命を果たさなければ、
必ず天罰を受ける」
と人間は考えねばならない。
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実は出版の時も、
著者はこんな心境に至らなければならない。
そう言われています。
「天は岩佐孝彦という媒体を通じ、
この世に何を伝えようとしているのか?」
いかに邪念を捨て、無になれるか。
収録前の神社参拝で、
私(岩佐)もこう念じてきました。
出版には大きく2つのルートがあります。
▼商業出版
▼自費出版
商業出版とは、著者が出版社より印税を頂いて、
上梓するパターンです。
よって、書籍完成後は出版社も全面的に販促のご協力して頂けます。
本当にありがとうございます。
一方、自費出版とはどんな形態なのか??
著者が出版社にお金を払って、
本を作ってもらうパターンです。
自費出版の場合、出版社にとって
【顧客=読者】ではありません。
あくまで【著者=顧客】です。
よって、本が完成したら、
ビジネスはその時点で終了。
『バニティープレス(Vanity Press)』という言葉があります。
『Vanity = 虚栄心』
『Press = 出版』
という意味。
つまり自費出版とは、出版社が著者の虚栄心をそそり、
著者自身からカネを取ることでビジネスを成立させています。
私(岩佐)は今まで自費出版は一度も行ったことはありません。
そのような営業もすべて丁重にお断りさせて頂いてきました。
自費出版の形態では、
『天はなぜ、私をこの世に送り出し、
何をさせようとしているのか。
自分はもともと、
天の所有物である。』
という佐藤一斎の境地に至ること
はなかなか難しいかもしれません。
出版の真髄は著者にとって、
我欲を捨てる修業です。
自分よりも他人、
さらには神をどこまで愛せるか。
まさに自己鍛錬の旅に出るようなもの。
今日から新年度です。
スタートダッシュをかけるべく、お互い頑張りましょう。