こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクト
の岩佐孝彦@税理士です。
先日の日経新聞で、 フレッシュマンの春の陽気を一気に吹き飛ばす
記事が目に飛び込んできました。
中小企業の経営は【常在戦場】??
「人手不足 経済に打撃 生産性向上 急務に」
記事のリード文には、こんな記述がありました。
▼わが国は、世界でも類を見ない高齢国家への道 を歩んでいる
▼主要な働き手である生産年齢人口が大幅に減る 基調は変わらない
▼少子化対策や社会保障制度の改革、生産性向上策など、
思い切った手を打たなければ、 活力ある未来は展望できない
これはゆゆしき事態ですね…(汗)
一寸先は闇、次の瞬間に何が起きるかわからない。
一昔前には想像もできなかったような、
大企業であってもバタバタと倒れていく。
まさに【常在戦場】の中で、
私たちは経営の舵取りをしていかねばならない。
そんなことが読み取れる記事です。
「募集を出しているけど、全然ヒトが採れない」
そんな声をクライアントからも多く聞きます。
しかし、この現象は一過性のものではありません。
これから、ますます深刻になるでしょう。
人口動態から見て、もはや避けられませんね。
私たち経営者はいま、何をすべきか?
それは、
▼生産性向上
です。これしかありません!これは【国策】です。
実は、生産性をアップさせると…
何と、
▼助成金が割増
になることを知っていますか?
先日、厚生労働省より、 新年度の助成金の概要が発表。
例えば、人材開発支援助成金の場合、
通常47.5万円のところ、
【生産性要件】
を満たせば、助成金が割増になり、 60万円に!
その他、正社員化コース(キャリアアップ助成金)も、
通常57万円のところ、【生産性要件】を満たせば、72万円に!
今年度新設の人事評価制度改善等助成金も、
通常50万円のところ、【生産性要件】を満たせば、130万円に!
それでは、この【生産性要件】とは 一体何なのか?
以下の計算式で算定します。
A.営業利益
B.人件費
C.減価償却費
D.動産+不動産賃借料
E.租税公課
上記5つの合計額(A+B+C+D+E)を
雇用保険被保険者数で割った金額。
この金額が3年前に比べて、【6%以上】伸びている
ことが要件です。
生産性と言えば、一般的に【1人当り粗利益】をイメージ
しますね。
ただ助成金が割増になる【生産性】 は少し違います。
攻めの投資をした会社は、 この要件を満たす可能性大!
▼ヒトを増やし、人件費が上がった。
▼機械設備を購入し、即時償却した。
▼オフィスや工場を移転し、賃料が上がった。
▼業績が伸び、消費税の納税が増えた。
こうした現象が見られる会社は、
要件を満たす可能性が大きくなるのです。
そして、上記Bの人件費には●●●● も含みます。
これは朗報!
この点については、4月18日開催のセミナー で詳しくお話します。
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▼日時 … 4月18日(火)14~17時
▼場所 … 大阪駅前4ビル10階
(弊社オフィスのワンフロア下)
▼テーマ
《最新》 助成金・節税・資金調達説明会
~ 3時間で中小企業のお金の話が全部わかるセミナー
https://roumu-management.com/pdf/20170418.pdf
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20名限定で募集していましたが、定員に達しました。
定員オーバーになりました関係で、
一部お申込み頂いた方にお断りしている次第です。
申し訳ありません!
生産性をアップさせれば、 助成金を割増でGET!
こんなご褒美が国からもらえるだけでなく、
人手不足時代に対応した収益モデル確立
もできるのです。
今日も社長業を楽しみましょう!