こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

昨日、社内恒例行事『バースデーサークル』を開催しました。

今回は弊社の税理士Kさんです。

毎朝3時55分に起床、一日一食主義のストイックな生き様を

見せる彼はまさにわが社の宝であり、人財です。

弊社の同僚スタッフに対し、仕事に対するプロ意識のお手本と

なってくれています。

 

「Kさんがこの世に生まれてきて下さって、

本当によかったです。」

 

という恥ずかしいセリフから始まるセレモニー。

 

スタッフメンバーの彼に対するコメントを聞いていても、

自然とスタッフ同士の心がつながっていく感覚を覚えました。

 

全員のお祝いコメントが終わり、Kさんから全員に対し、

誕生日を迎えるに際し、抱負を述べてもらいました。

 

「これからも岩佐社長の片腕、いや両腕になれるように、

頑張ります!」

 

力強いコメントに感謝! 経営者冥利に尽きます。

 

今月は3月決算法人の決算申告業務推進で、一年の中で

最も忙しい時期に入ります。

スタッフ一同頑張ります。

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

GW前半の昨日、卒業して以来、母校の大阪市立大学商学部棟

に行ってきました。

目的はズバリ、五代友厚氏の銅像です。

 

大阪経済の父と言われる五代氏の銅像は、大阪市内に3体あります。

 

▼大阪証券取引所 … 1878年設立

▼大阪商工会議所 … 同年設立

▼大阪市立大学商学部棟 … 1879年設立

 

薩摩藩出身でありながら、大阪経済発展のために尽力された

人物でいらっしゃいます。

1868年には、大久保利通と木戸孝允とともに、大阪遷都計画

を打ち上げます。

しかし、公家、京都市民の猛反対を受け、遷都しなくても、

衰退の心配のない大阪から江戸に決定したとか。

 

五代氏は近代国家建設のためには、商業学校の存在は

必須と考えていました。

同じ薩摩藩出身の政治家・森有礼氏が、

1875年に東京商法講習所(現一橋大学)を開設。

五代氏はその4年後に大阪商業講習所(現大阪市立大学)を開設。

 

私も学生時代、旧三商大戦(一橋・神戸・大阪市立)での

ゼミ討論会に参加しましたが、一橋大生の相手に玉砕…(苦笑)

彼らは本当に優秀でした。学生時代の苦い思い出です。

彼らのようなエリートとご一緒でき、当時は身に余る光栄でした。

(笑)

 

私が何故このタイミングで、母校の五代氏の銅像に行ったのか?

それは、5月16日に大阪市の中小企業支援機関である、

大阪産業創造館にてセミナー講師を務めるからです。

https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

 

御蔭様で定員50名のところ、80名のお申込みに達し、

満員御礼のキャンセル待ちになっています。

お申込み頂いた方には厚く御礼申し上げます。

 

当日は、大阪経済の発展のために大阪の中小企業が助成金を

少しでも多く獲得できるように、魂込めてお話ししたい。

そんな思いを込めて、五代氏の銅像に手を当て、

ハンドパワーでエネルギーを拝受しました。

 

 

五代氏は、外国商人の不正にも厳格な態度で臨まれました。

当時の大阪では、日本人の無知につけこんだ外国商人の不正行為が

後を絶ちませんでした。

 

条約違反、購入料金の不払い、雇い人への賃金不払いは日常茶飯事

で、領事館の家賃不払いまでも平気で行われていたとか。

 

五代氏はこのような不正に対し、断固たる態度で臨み、

一切の妥協を拒みました。

大阪港では外国船の荷物検査があまりにも厳しいという抗議が

政府まで届き、政府が取り締まり緩和勧告を出すほどの騒動に

発展しても、五代氏は外国商人の要求の真意が不正行為ができなく

なることを見抜き、全く動じなかったそうです。

 

商売人にとって『信用』は最も大切であり、

不正を容認することは信用を失うことにつながるという

信念があったとか。

 

今日の大阪経済があるのも、五代氏の御蔭かもしれません。

 

母校の前身の大阪商業講習所では、簿記学は必須で毎日2時間

のカリキュラムが組まれ、算術や英語など他の科目より、

重点を置いて学生を教育したとか。

 

私も在学当時は、税理士試験科目の財務諸表論の試験委員を

お務めになられた山形休司教授のものとで、

簿記学や会計学を学びました。

 

そして今日、税理士として日々、簿記の仕訳にふれる仕事に

従事しています。

そう考えると、五代友厚氏の理念は私の原点です。

 

弊社の大阪駅前のオフィスから車で南で30分ほどのところ

にある母校のキャンパスに行けて、有意義なGWとなりました。

5月16日の大阪産業創造館のセミナー講師、

五代友厚氏の理念を胸に、大阪経済発展のために全力を尽くす。

そんな所存です。今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

2018年度が始まり、厚生労働省から今年度の助成金の概要
が発表されました。

今年度の目玉としてマークしてほしいのは、

 

▼人材確保等支援助成金(設備改善等支援コース)

 

です。

平成30年4月1日より創設されました。

従来はなかった新メニューです。具体的にはどんな助成金なのか??

設備投資をし、利益が増えた分を賃上げに回す。

そんな中小企業に対し投資額に応じ、助成金が得られます。

つまり、以下の流れを作った中小企業を応援しようという主旨です。

 

▼設備投資

▼生産性向上

▼賃上げ

 

 

いま国は上記こそ“中小企業の健全な成長発展の姿”

と考えているのです。

具体的には、設備投資の回収サイクルを目安に、

▼1年コース

▼3年コース

に大別し、助成金を支給します。

設備投資額が(175~1000万円未満)の場合、

1年コースに区分されます。

そのうえで、下記2段構えで助成金が支給されます。

▼第1ステップ(1年後支給)

*賃金アップ(前年対比2%以上UP) ⇒ 助成金50万円
▼第2ステップ(3年後支給)

*賃金アップ(前年対比6%以上UP)

*生産性要件(3年後6%以上UP)

⇒ 助成金80万円

(注)生産性要件とは?

営業利益・人件費・減価償却費などを雇用保険被保険者数

で割った金額

∴上記助成金合計130万円

 

 

その他、3年コースは以下の通りです。

設備投資額(240~5000万円未満)の場合、

3年間の中で 下記3段構えで助成金が支給されます。

 

▼第1ステップ(1年後支給)

*賃金アップ(前年対比2%以上UP)

*生産性要件(1年後0%以上UP)

⇒ 助成金50万円

 

▼第2ステップ(2年後支給)

*賃金アップ(前年対比4%以上UP)

*生産性要件(2年後2%以上UP)

⇒ 助成金50万円

 

▼第3ステップ(3年後支給)

*賃金アップ(前年対比6%以上UP)

*生産性要件(3年後6%以上UP)

 

∴上記助成金合計180万円

 

 

その他の3年コースとしては投資額に応じ、以下の通りです。

設備投資額(5000万~1億円以上)の場合、

上記助成金合計225万円。

設備投資額(1億円以上)の場合、
上記助成金合計450万円。

この制度を見てみると、設備投資の効果を段階的に測定したうえで、

 

▼1年後

▼2年後(3年コースの場合)

▼3年後

 

というステップ・バイ・ステップで、助成金が支給される制度です。

 

故衣笠祥雄氏にこんな名言があります。

……………………………………………………

ひとつハードルを飛び越えられれば、
必ずひとつ力がつく。

それが自信になって、
次にはもう一段高い
ハードルを越えられる。

……………………………………………………

この助成金はまさにこんな設計になっているのです。

なお、上記要件のうち『賃金アップ』の詳しい内容は現段階では
明らかになっていません。

正式に判明次第ご案内します。しばしお待ちを!

 

この新設の助成金の効果を掛け算で得るには、

【優遇税制】とリンクさせる。

これがキモになります。

近年アベノミクス減税として以下の優遇税制がありました。

 

▼設備投資

⇒ 中小企業経営強化税制

 

▼賃上げ

⇒ 所得拡大促進税制

 

 

順番に見ていきましょう。

まず、設備投資の優遇税制です。

昨年より『中小企業経営強化税制』が創設されました。

 

▼機械装置   160万円以上

▼工具      30万円以上

▼器具備品    30万円以上

▼建物付属設備  60万円以上

▼ソフトウェア  70万円以上

 

上記の投資に対し【即時償却】 or 【税額控除】
を選択できる制度です。

 

次に、賃上げに対する優遇税制です。

平成30年度税制改正において『所得拡大促進税制』の拡充

が行われました。

 

▼第1ステップ

*人件費(前年対比1.5%以上UP)

⇒ 税額控除(人件費増加額の15%)

(注)上限:法人税額の20%

 

▼第2ステップ

*人件費(前年2.5%以上UP)

*教育訓練費(前年10%以上UP)

or

経営力向上計画の認定の証明あり
⇒ 税額控除(人件費増加額の25%)

(注)上限:法人税額の25%

 

 

人材確保等支援助成金(設備改善等支援コース)と同様、

ステップ・バイ・ステップで税効果が大きくなる制度です。

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厚生労働省が国税庁に便乗??

つまり、従来から存在した優遇税制に乗っかる形で、
新たな助成金が打ち出されたのです。

こうして、2018年度の中小企業施策はパワーアップされました。

是非とも積極的に活用してほしいところです。

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

昨日、衣笠祥雄氏(元広島カープ)の訃報のニュースがありました。

王貞治氏に続き、国民栄誉賞を受賞。

プロ野球記録2215試合連続出場の偉業を成し遂げる。

 

「野球選手になったら、
でかい家を買って、綺麗な女と結婚する」

 

そう夢見て広島に入団した青年は、入団後数年間は

遊びまくっていたとか。

当時広島には、米軍岩国基地がベトナム戦争の前線基地となっていた。

基地周辺は兵隊で溢れ、飲み屋やゴーゴークラブなど
飲食店で大いに賑わっていた。

衣笠氏は岩国基地まで遊びに行き、現地で仲良くなった兵隊達と
よく飲み明かしていたとか。

そんなある日、いつものように一緒に飲んでいた米兵の友人
に突然こう告げられる。

 

「明日ベトナムの戦地へ行くんだ」

 

衣笠氏はこの言葉に大きなショックを受けた。

好きな野球をやりながら、遊び回る自身を恥じた。

それ以後、彼は野球に真剣に打ち込むようになったといいます。

 

【不屈の鉄人ストーリー】の原点はここにあったのです。

プロ野球ファンの一人として、ご冥福をお祈りします。

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経済界にも、【不屈の鉄人ストーリー】を持つ名経営者がいます。

昨日の日経新聞の記事です。

2019年3月卒業予定の大学生による就職企業人気ランキングが掲載。

その中で興味深かったのは、

 

▼文系総合2位 日本航空(JAL)

 

だったこと。JALといえば、一時期は経営破たん…

2010年1月19日に会社更生法を適用申請により倒産。

しかし、一人の名経営者が立ち上がる。

2010年2月1日、稲盛和夫氏がトップに就任。

この日から、JALの再建の道がスタート。

8年後の今、大学生の就職人気ランキング2位!

JALは存続さえ危ぶまれた会社から、
稲盛氏の経営手腕で、

 

“真のいい会社&誇れる会社”

 

に生まれ変わったのです。敬服の限りです。

そんな稲盛和夫氏の名言は何といっても、

 

【人生の方程式】

 

でしょう。

稲盛氏の新刊『活きる力』プレジデント社にこんな記述があります。

……………………………………………………

人生の方程式とは、

「人生・仕事の結果

= 能力 × 考え方 × 熱意」

というものです。
人生はどうも、

この3つのファクターの積
で表せるのではないか。

私は鹿児島大学という、
当時では地方の一新制大学にすぎない
学校を出たわけです。

学校では若干勉強したつもりでしたが、
都会に出てくると、

私が受けて落ちた大阪大学や、京都大学
という優秀な大学を出た人がたくさんいる。

能力の面で、
どうしてもコンプレックスを抱いてしまう。

能力がないから、一生勝てないのか。

いや、そうではない。

一生懸命努力すれば、熱意があれば、
やっていけるはずだ。

それで『能力×熱意』という考え方を
思いついたわけです。

さらにそこに『考え方』という
ファクターがかかってきます。

考え方には、
ネガティブなマイナスの考え方もある。

よって、考え方がマイナスであれば、

積でかかりますから、
人生はすべてマイナスになってしまう。

……………………………………………………

人生の成功は、積であり、掛け算。

考え方次第では、ゼロどころか、マイナスになる??

本当に深いお言葉です。

 

稲盛氏の『掛け算理論』に対し、『足し算理論』

を説いた経営者がいます。

ヤマト宅急便を作った小倉昌男氏にこんな名言があります。

……………………………………………………

数学の理論では、1+1は必ず2になる。

だが、経営の論理では、
必ずしもそうとは限らない。

1+1が3になることもあれば、
1にしかならないこともある。

それが企業活動というものだ。

なぜ、1+1がいつも2にならないか?

それは人間のやることだからだ。
1+1が3になるように、
経営者は常に考えねばならない。

……………………………………………………

人生もビジネスも成果を最大化するには、

 

【相乗効果】

 

を常に狙うべし。

両名とも、この原理を説いていらっしゃるのです。

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私たち中小企業の経営者がお金を残す経営を実践するには、
【国策に乗る】

 

ことを常に考えねばなりません。

国策に乗れば、

▼優遇税制

▼助成金

という形で、いわば国からお金をもらいながら、
経営できることになります。

国に対し、ムダにお金を搾取されながら、
経営するのか??

それとも、

かしこくお金をもらいながら、経営するのか??

この差はとてつもなく大きいでしょう。

あなたの経営手腕によって、2018年度は、
この差がもっと大きくなる??

 

2018年度が始まり、
厚生労働省から今年度の助成金の概要が発表されました。

今年度の目玉としてマークしてほしいのは、

▼人材確保等支援助成金(設備改善等支援コース)

 

です。

平成30年4月1日より創設されました。

従来はなかった新メニューです。

具体的にはどんな助成金なのか??

設備投資をし、利益が増えた分を賃上げに回す。

そんな中小企業に対し、投資額に応じ、助成金が得られます。

つまり、以下の流れを作った中小企業を応援しようという主旨です。

 

▼設備投資

▼生産性向上

▼賃上げ

 

いま国は上記こそ、中小企業の健全な成長発展の姿

と考えているのです。

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

5月発刊予定の日本経営合理化協会のCD教材の編集作業。

ようやく完了!

これで編集者とのやり取りは終了です。

Oさん、本当にありがとうございました!

この2ヶ月間は週末も没我没入で制作作業に臨んでいました。

よって、解放感でいっぱいと言いたいところですが…

先日、大阪経済の父から喝をもらいました。

大阪経済の父とは、五代友厚氏。

大阪商工会議所の近くを通ったときに、

商工会議所の銅像の前に立って、

 

「大阪経済発展のために、俺の爪の垢を煎じて、

お前(岩佐)はもっと頑張れ!」

 

と一喝してもらいました。

(笑)

 

みんなそれぞれ、思い入れのある銅像があるでしょう。

百年企業の経営者にとっては、創業者の銅像。

慶応出身の人にとっては、福沢諭吉氏の銅像。

早稲田出身の人にとっては、大隈重信氏の銅像。

同志社出身の人にとっては、新島襄氏の銅像。

そして、私(岩佐)にとっては、五代友厚氏の銅像。

 

五代氏は大阪商工会議所と大阪証券取引所の他、

母校設立に携われました。

2年前のNHK朝ドラ『あさが来た』で、ディーン・フジオカ氏

が演じ、話題になりました。

 

大阪産業創造館は、大阪市によって作られた中小企業支援施設です。

まさに、大阪経済の父と言われた、五代氏の魂を引き継いだ機関

なのです。

 

五代氏に闘魂を吹き込んでもらったので、
5月16日のセミナー頑張ります!
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

 

 

今日の時点で定員50名に対し、79名のお申込みを頂いております。

あと1人のお申込みで、キャンセル待ちになります。

今年度の助成金&優遇税制を学びたい方はお急ぎ下さいね。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

【生産性】が今、経営のキーワードになっています。

 

生産性を上げるには、最小の投入資源(インプット)で最大の成果

(アウトプット)を得る努力をしなければなりません。

例えば、10人の社員で10億円の利益を上げる企業は、1人当り利益は

1億円。同額の利益を5人で達成する企業は、1人当り利益は2億円と

なり、後者の労働生産性は前者の2倍になります。

 

生産性を上げるには以下の2つの方法があります。

 

▼成果物(分子)を大きくすること

▼投入資源量(分母)を少なくすること

 

伊賀泰代氏の著書『生産性 ~ マッキンゼーが組織と人材に求め

続けるもの』(ダイヤモンド社)によれば、

現場でよくある起こるのは、以下の問題だとか。

 

▼残業をしたり、人出を増やしたりという【投入資源を増やす】施策

が選ばれがちである。投入資源量を増やせば、生産性は下がる。

 

▼残業時間を増やして仕事の達成量を増やした場合も、たいてい生産性

は下がる。残業代は通常勤務時の時給よりもはるかに高いし、長時間労働

により疲れたり焦ったりすることで、生産性を下げてしまう。

 

▼仕事が忙しくなると、儲かっている企業はすぐに人材を増やす。

急いで雇った新人の生産性は既存社員ほど高くないばかりか、社内に

あふれる生産性の低い作業を彼らに押しつけてしまうことで、それら

生産性の低い仕事がいつまでも温存されてしまう。

 

そして、生産性を上げるための4つのアプローチとして、以下を紹介

されています。

 

 

▼改善により、投入資源を小さくする

*グループウェアを使って、コミュニケーションを効率化する

*書類整理法やファイルの共有方法を変更し、無駄な作業や書類

を減らす

*Excelでマクロプログラムを組んだり、手書きの定型書類をPC

上で入力できるフォーマットに置き換える

 

▼革新により、投入資源を小さくする

*ロボットなど大型工作機械の導入による組み立てプロセスの自動化

*製品の設計の根本からの見直し

*部品点数や設計図面数を大幅に削減

 

▼改善により、成果(付加価値)を大きくする

*製造現場における作業員のOJT

*ベテラン技術者のスキルを新人に伝授するOJT

 

▼革新により、成果(付加価値)を大きくする

*化学メーカーや素材メーカーが新たな機能を持つ新素材を開発し、

圧倒的な付加価値額の向上を達成

*フェイスブックは、ユーザーがアクセスできるコミュニティを

リアルなつながりのある範囲に閉じ込め、ネット上にグーグルに検索

されない内輪の世界を創造した。

 

日本では、製造現場における改善運動から【生産性】という概念が

普及したため、

 

【生産性を上げる手段=改善的な手法によるコスト削減】

 

という感覚が定着してしまっています。

 

ただ真の意味で【生産性】を上げるには、私たち経営者にも発想の転換

が今求められています。

2018年度の助成金が厚生労働省より今月発表されました。

 

新設された助成金の中には、【生産性】向上の成果を従業員の処遇改善

につなげた中小企業を支援する制度が創設されました。

つまり、設備投資をして利益が増えた分を賃上げに回すことが条件で、

投資額に応じて以下の通り助成金が得られます。

 

▼設備投資額175~1000万円 … 最大130万円

 

▼設備投資額240~5000万円 … 最大180万円

 

▼設備投資額5000~1億円未満 … 最大225万円

 

▼設備投資額1億円以上 … 最大450万円

 

 

助成金における【生産性】とは、営業利益や人件費、減価償却費の

合計を雇用保険被保険者数で割って算出します。

この生産性要件を満たせば、助成金の上乗せ措置があるのです。

 

助成金を得ながら、生産性を上げる経営努力をすべし。

 

2018年度の助成金を学ぶなら、
以下のセミナーにご参加下さい。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

……………………………………………………

■日時 5月16日(水) 14時~16時30分

■主催 大阪産業創造館
http://tfp-j.com/pdf/20180516_2.pdf

■テーマ

2018年度「人材助成金」活用セミナー

~人材育成への投資は今年がチャンス!~

■主な内容

1.顧客満足のために社員満足を犠牲にする
会社に明日はない

 

2.助成金は社員満足度向上のための
戦略的ツールだ!

 

3.今年度の“やりがい&安心度”を高める
助成金とは?

 

4.今年度拡充の税額控除をフル活用し、
財務基盤を増強せよ!

 

5.決算数字をこう改善できれば、
助成金の上乗せ措置あり

 

6.助成金と優遇税制はバラバラで取り組めば、
効果半減に注意!

……………………………………………………
講師は私(岩佐)と弊社の社労士(直江)
で務めます。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

主催の大阪産業創造館によれば、
すでに定員50名を超える申込み数だとか。

 

私どもTFPグループの税理士法人と社労士法人共同で講師を
務めます。

今年度の助成金を活用したい経営者は、
お急ぎ下さい。

今すぐお申し込みを!

https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

今、どんな企業が伸びているのか??

経営者にとって興味深い記事がありました。

4月17日付の日経新聞朝刊一面に、

『総資産回転率』

のランキングが掲載。

売上高100億円以下の
上場企業979社の調査データです。
トヨタ自動車やソフトバンクと言われても、

規模がデカすぎて、ピンとこないのですが…(汗)

これは上場企業と言っても、中堅クラスなので、
大いに学びになります。

『NEXT1000』と銘打って、

日経新聞社が次代を担う企業として、
ランクインした上位3社は以下の通り。
▼第1位 総資産回転率 4.17回

キャリア(シニア向け派遣)

 

▼第2位 総資産回転率 3.61回

Orchestra Holdings(運用型広告)

 

▼第3位 総資産回転率 3.53回

レントラックス
(成果報酬型広告サービス)

 

総資産回転率とは、売上高を総資産で割って算出。

最小の資産で、最大の売上高を実現。

そんなスリムな財務体質であれば、高い数値となります。

 

日経新聞社の分析コメントは以下の通りです。

▼資産を多く持たない会社が
成長を加速させている。

 

▼人材派遣やインターネット関連企業
が上位に並んだ。

 

▼工場など大きな設備を抱えず、
身軽さを武器に素早く顧客ニーズに
応える新しい企業が台頭している。

 

上記は経営者にとって、大きなヒントになりますね。
また、ここで外せないポイントは何か??

1位の株式会社キャリアです。
http://careergift.co.jp/

シニアに特化した人材派遣業。

シニアが働きやすい職場を探す他、
派遣先で活躍できるように、企業に業務の分担などを提案。

同社の総資産回転率は同業最大手のパソナを上回るとか。

(敬礼!)

この現象から読み取れるのは、
【シニアの活用】

はこれからの組織設計において、
見逃せないトレンドであることです。

 

2013年に『高年齢者雇用安定法』の改正がありました。

これにより、65歳まで働く人が増えました。

企業は定年の引き上げなどで希望する従業員を雇う義務を
負うことになったのです。

内閣府の調査によれば、60~64歳では、

▼男性の74%

▼女性の51%

が就業しているとか。

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国策でも今、

高齢者の雇用に関する助成金は整備されています。

新年度スタートに伴い、助成金も新装されました。

 

2018年度の65歳超雇用推進助成金は以下の通りです。

▼65歳超継続雇用促進コース

*65歳への定年の引上げ

⇒ 10~150万円

*66歳以上への定年の引上げ

⇒ 15~160万円

など。

(注)

60歳以上の雇用保険被保険者数
に応じ、金額が設定されています。

 

▼高年齢者雇用環境整備支援コース

*機械設備・作業方法・作業環境の導入

*高年齢者の雇用機会を増大するための
雇用管理制度の導入

⇒ 支給対象経費の60%

(注)生産性要件クリア:75%

or

60歳以上の雇用保険被保険者数
に28万5千円を乗じた金額

(注)生産性要件クリア:36万円

⇒ 上記のいずれか低い額

(上限1000万円)

▼高年齢者無期雇用転換コース

*50歳以上

定年年齢未満の有期契約労働者

⇒ 無期雇用に転換

⇒ 1人あたり48万円

(注)生産性要件クリア:60万円

上記はいずれも、平成30年4月1日以降に適用されます。

ただし、高年齢無期雇用転換コースについては、

無期雇用転換日において、64歳以上の労働者は対象外です。

ご注意下さい。
ただ50歳以上の有期雇用契約労働者の存在があれば、

助成金受給の可能性があります。

生産性要件を満たせば、1人あたり60万円ですから、

対象者が3人いれば、180万円。

これは狙い目かもしれません。

 

ここ数年、50代や60代の中高年齢層がリストラと称され、

元気で十分働けるのに、数多く職を失いました。

とても残念なことです。

 

『社長のいき方』(PHP研究所)

日本経営合理化協会前理事長の牟田學氏の著書の中で、

こんな事例が掲載されています。

……………………………………………………

商社に勤めていた高橋さんは、
62歳で勇退した。

そして、大好きだったゴルフに
興じることにした。

しかし、わずか4ヶ月後に急に
ゴルフがつまらなくなってきた。

そして、いつの間にか、
人材バンクに就職を頼んでみた。

職は嘱託で決まった。

思えば、家は妻の城である。

自分が粗大ゴミのように扱われることに
腹も立った。
男は働いてこそ、
初めてオヤジとしての威厳を保つ
ことができる。

新しい職場へは朝7時に着いた。

一番乗りである。

夜も8時9時まで
残業に関係なく働くことにした。

働くことは決して楽ではない。

苦しいことも多いが、
最初からビジネスには責任を持つ。

そんな覚悟をし、甘えは一切捨てた。

自ら発奮し、精神を高揚させ、
頭脳を磨いた。

シニア特有の頑固さや、

教えたがることなど
嫌われることは列挙して、

一切やらないと自ら戒めた。

やがて高橋さんは嘱託から、
今は常務になっている。

もう人生はここにしか残っていない
と思い、

ひたすら他人様の役に立つことが
一番だと決めたのだ。

ただ高齢者の能力は個人差が大きい。

注意深く面接し、
前職を活かせるか否かを判断し、

雇用すれば活かせる人材は多い。

……………………………………………………

わが社にも今年、還暦を迎えるスタッフが2名います。

両名の貢献度は計り知れなく大きい。

社内では『両重鎮』と呼ばれています。

成熟した大人の言動は、日常業務ではもちろん、

企業カルチャーの醸成に大いに貢献してくれています。

上記の高橋さんは、わが社のH氏とY氏

と重ね合わせてしまいました。

HさんとYさん、日々お疲れ様です!

(笑)

 

 

世阿弥の『風姿花伝』には、

▼時分の花

▼まことの花

という言葉が出てきます。

『時分の花』とは?

若い生命力が持つ鮮やかで魅力的な花。

これは誰もが通過します。

一方『まことの花』とは?
自分という木の全体が枯れていくとしても、
そこでひそやかに咲き続けている花。

自分という一人の人間だけが持つ本質的な花。

世阿弥は人間の成長と花の成長を重ね、
年齢に応じた描写をしています。

50歳以上は、能役者人生の最後の段階。

父の観阿弥を思い浮かべながら、こう描いています。

……………………………………………………

50歳を過ぎると、花も失せる。

ただそこには花が残っているはずだ。

その花はその人の本質であり、
個性そのものなのだ。

これこそ『まことの花』なのである。

……………………………………………………

『まことの花』を持つシニア層。

彼らといかに出会い、多方面で貢献してもらうか?

ともすれば、私たち経営者は、

『時分の花』

だけに目を奪われがちです。

シニア層を敬遠し、
若年層の労働力確保だけに邁進する。
確かに人出不足時代の中で、
若年層は珍しく華やかで目を引きます。

もちろん、若年層の人員確保は、
企業経営の永遠のテーマでしょう。

しかし、世阿弥の言葉を借りれば…

『時分の花』

は本質的な人気ではなく、
一過性のものなのかもしれません。

人間誰しも年を取る。

いずれ消えゆく花なのです。

助成金をかしこく活用しながら、

『まことの花』

を持つ人材も戦略的に活用すべし。

2018年度の助成金を学ぶなら、
以下のセミナーにご参加下さい。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

……………………………………………………

■日時 5月16日(水) 14時~16時30分

■主催 大阪産業創造館
http://tfp-j.com/pdf/20180516_2.pdf

■テーマ

2018年度「人材助成金」活用セミナー

~人材育成への投資は今年がチャンス!~

■主な内容

1.顧客満足のために社員満足を犠牲にする
会社に明日はない

 

2.助成金は社員満足度向上のための
戦略的ツールだ!

 

3.今年度の“やりがい&安心度”を高める
助成金とは?

 

4.今年度拡充の税額控除をフル活用し、
財務基盤を増強せよ!

 

5.決算数字をこう改善できれば、
助成金の上乗せ措置あり

 

6.助成金と優遇税制はバラバラで取り組めば、
効果半減に注意!

……………………………………………………
講師は私(岩佐)と弊社の社労士(直江)
で務めます。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

 

私どもTFPグループの税理士法人と社労士法人共同で講師を

務めます。

 

主催の大阪産業創造館によれば、
すでに定員50名を超える申込み数だとか。

今年度の助成金を活用したい経営者はお急ぎ下さい。

今すぐお申し込みを!
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

只今、5月発刊予定の日本経営合理化協会のCD教材、

『お金を残す社長の資産防衛の新常識』

の完成へ向けて、最終校正の段階に入っています。

パッケージのデザインも完成です。

先日の東京出張時もホテルにこもって、
一字一句チェックしておりました。

毎回思うことですが、
出版は神経をすり減らす仕事です…(汗)

5巻セットのうち、以下の2巻は完成。

▼第1巻

今日の資産防衛の傾向と対策

▼第3巻

今すぐ“不”動産を動かしなさい!

残り3巻の最終編集作業を鋭意推進中。

今週末には解放されたいと思っています。

早く達成感に満ち溢れた、
美味しいビールを飲みたい!

(笑)

彼は冒頭こう言いました。

「ヒトなんて、
雇うの面倒くさいじゃないですか。

僕も昔はたくさん人を
雇っていたんですけど。

今はゼロですよ。

スタッフはみんな、
アウトソーシングしてるんで。」

今年1月の全国経営者セミナー。
日本経営合理化協会主催。
https://www.jmcatop.jp/seminar/latest.html

 

全国から700名超の経営者が集う年2回のビッグイベント。
冒頭のフレーズは当時、2日目の講師として招かれた、

堀江貴文氏の講演シーン。

さすが、ホリエモン!

相変わらずの毒舌です。

(笑)

ただ講演終了後のアンケート。

「何で、あんな奴を呼んだんだ!」

「あんなの、全く経営の参考にならない。」

などなど、大炎上だったとか。

日本経営合理化協会の会員企業の
経営者とはミスマッチ??

一方、稲盛和夫氏の講演は大人気だそうです。

「従業員の物心両面からの幸福の追求」
この崇高な理念は日本経営合理化協会でも大評判とか。

というわけで、堀江氏は誤解を招きやすい??

7月の全国経営者セミナーで私(岩佐)も登壇予定ですが、

小心者の自分には、堀江氏のような度胸はありません。

(笑)

ただ堀江氏はやはり凄い!

堀江貴文氏の新刊タイトル(ポプラ新書)は以下の通り。

『自分のことだけ考える。

~ 炎上される者になれ!』

また誤解を招きそうなタイトルですね。

(笑)
この新刊には、こんなフレーズがあります。

……………………………………………………

チャレンジしようとする者には、
必ず批判する者がいる。

常識を打ち破ろうとする者には、
必ず抵抗勢力が現れる。

そして、目立つ者は、
多かれ少なかれ必ず叩かれる。

……………………………………………………

強い信念に裏打ちされた、
彼の言葉には力がありますね。

また、堀江氏が日本経営合理化協会の
講演で語った、

「ヒトを雇うの面倒くさいじゃないですか。
僕も昔はたくさん人を
雇っていたんですけど。

今はゼロですよ。」

というフレーズは、
ある意味、経営の本質を突いています。

生活用品からインフラまで、
幅広く使われる塩化ビニール樹脂で、

世界トップ企業の信越化学工業。

トップとして同社を率い、
カリスマ経営として名高い金川千尋氏。

 

『常在戦場』(宝島社)

に記された骨太の経営論は、
堀江氏の言葉と相通ずるところがあります。

……………………………………………………

アメリカ子会社のシンテックは、
スリムで強靭な組織と人員で
仕事をしてきていた。
私の秘書の米国人女性は、
通常の秘書業務だけでなく、

売上代金の回収業務も
行っている。

だから、不況になっても、
わざわざリストラする必要がなかった。

「最初からリストラされた会社」

が経営の基本だ。

私自身、経営の基本とは少数精鋭であり、
それらの人々を大切に扱う。

これを重要だと考えてやってきた。

……………………………………………………

雇用ゼロはさすがに極論ですが…

これは大変深いお言葉です。

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

今週は平日5日のうち、東京にて3日仕事でした。

というわけで、ランニングシューズ持参で久しぶりに皇居ラン

に行きました。

私(岩佐)にとっては至福の時間でした♪

(笑)

 

7月に講師として招かれている、日本経営合理化協会主催の

『全国経営者セミナー』の会場となっているパレスホテルが

ちょうど皇居前にありましたので、

当日へ向けて良いイメージトレーニングもできました。

 

皇居ランでしっかりエネルギーを蓄えることができたので、

有意義な東京出張になるように頑張ります!

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

先日、顧問先のお客様との会食の会場に向かうため、

JRに乗っていた時のこと。
すると、ある電車内広告に目を奪われました。

『女は大学に行くな、』

大きな字のキャッチコピーが!!

その下にこんな文章が書かれていました。

…………………………………………………

女は大学に行くな、という時代があった。

専業主婦が当然だったり、
寿退社が前提だったり。

時代は変わる、というけれど、

いちばん変わったのは、
女性を決めつけてきた重力かもしれない。

いま、女性の目には、
いくつもの選択肢が広がっている。
その分、
新しい迷いや葛藤に直面する時代
でもある。

「正解がない」。

その不確かさを、不安ではなく、
自由として謳歌するために。

私たちは、学ぶことができる。

この、決して当たり前でない幸福を、
どうか忘れずに。大切に。

私はまだ、私を知らない。

…………………………………………………

これは、神戸女学院大学の電車内広告。

神戸女学院と言えば、有働由美子さんの母校。

先日、NHKを退職。

朝の人気番組『あさイチ』を担当されていらっしゃいましたね。

このキャッチーコピーはお見事!

大学のPR広告は通常、キャンパスの写真が掲載されています。

ただ今回は文字だけの広告で、写真は一切なし。

有働さんというメディア系の有能な人材を輩出しただけあって、

広告センスは素晴らしい!

ネットでは「泣きそうになった」との反響があったとか。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1804/06/news147.html

:
:
:
:

この広告を見て、私が思い出したのは、
あの有名なキャッチコピー。

 

『家はまだ買うな』

2000年に住宅業界で登場。

カリスマ経営コンサルタントの神田昌典先生の指導のもと、

平秀信氏が採用し、地場工務店を一気に成長軌道へ。

その後、平秀信氏は億万長者になったとか。

神田昌典先生はご著書の中で、こう語っておられます。

…………………………………………………

『〇〇はまだ買うな』

という見出しは業界を引っ掻き回す
には効果的。

お客は、

「なぜ、買ってはいけないのか」

という質問をすることになるので、

この表現の後には、
購買判断の基準を示してあげなければ
ならない。

…………………………………………………

否定形のキャッチコピーは2000年に登場以来、

今もなお、その効果は大きいようです。

否定形のキャッチ、恐るべし。

 

 

われわれ税理士も現場の中で、否定形のセリフをよく使います。

顧問先

「これって、経費になりますか?」

税理士

「これは税法上、経費にできません。」

というパターンもあれば、

税理士

「この取引には、
税務署から否認されるリスク
があります。」

というパターンもあります。

ただ税法に照らした判断を求められる場合、ある意味ラクです。

なぜなら、知識レベルの話だからです。

詰まるところ、税法上アウトか、セーフを判定すればよい

だけだからです。

あとはアウトの判定結果として、
否定形のフレーズをお伝えする時に、

「税理士は税務署の回し者」

「会計事務所は税務署の出先機関」

といったお叱りを受けないように、

説明の仕方や言い回しに注意するのみですね。

 

 

ただ知恵レベルの話の場合、そうはいきません。

例えば、経営判断を伴う相談のケース。

先日、クライアントの社長から電話をいただきました。

「銀行からM&Aの案件を紹介を
されました。

融資もするから、
この会社を買わないかとのお誘いです。

先方の決算書を送りますので、
一度見て頂けないでしょうか?」

というわけで、
先方企業の決算申告書がドサッと送られてきました。
「先方提示の売却価額が適正なのか??」

「吹っ掛けられた金額ではないのか??」

「もっと安くしてもらえるように、
価格交渉の余地はないのか??」

 

まずは、買い手側の顧問税理士として、
決算書上から判定せねばなりません。

M&Aの世界では、企業価値の評価方法として、
基本パターンは以下の5つがあります。

▼DCF法

▼収益還元法

▼市場価値法

▼類似会社比準法

▼純資産価額法

 

ただ中小企業のM&Aでは以下の算定式がよく用いられます。

『時価純資産価額(A) + 営業権(B)』

時価純資産価額(A)とは、
資産と負債を時価に換算し直した価額。

営業権(B)とは、
標準経常利益×(2~5年)で計算。

さて、本件の適正価額はいくらか??

私(岩佐)の見立てでは、
先方希望額は高いとの判断に至りました。

確かにP/L面では、
堅調に黒字経営を実践されていました。

しかし、B/S面に問題がありました。

 

 

その後、先方企業と仲介役の会計士の方が弊社オフィスに

お見えになり、クライアントの社長と共に最終面接を

しました。

その結果、クライアントの社長は紹介元の銀行に対し、

正式に本件のお断りの連絡をされました。

 

中小企業のM&Aが近年、
本当に活発に見られるようになりました。

買手側の経営者としては、
M&A後の色んな展開を考えます。

現状のやり方に固執することなく、
新たな打ち手として、

M&Aは成長意欲の高い経営者にとって有効でしょう。

 

新規事業には以下のパターンがあります。

▼Aパターン

(新)事業 を(現)市場 に投入
▼Bパターン

(現)事業 を(新)市場 に投入

▼Cパターン

(新)事業 を(新)市場 に投入

 

本件の場合、Cパターンでした。

製造業がレストランに進出する話でした。

しかし、このパターンが最もリスクが高いのです。

新商品や新サービスを新たなマーケットに投入する。

新規事業の失敗パターンとも言えます。

確かに飲食店は参入障壁は低い。

よって多角化の一環として、経営者は興味が湧きやすいのです。

私(岩佐)なら、こう考えるかもしれません。

「レストランって、面白いかも。

税理士法人を経営していくのも、
色々大変だし、将来どうなるかもわかんない。

だから、収益の柱として別に作っておくことを考えないと。

ちゃんと利益の出ているレストランをそのまま買えば、話が早い。

安定した利益が計算できる。

レストランなら、何かイメージしやすいしな。

岩佐グループにレストランがあってもいいな。

ストックビジネスになるかも。

士業の中で、税理士はストック性が高いしな。

えへへ、俺ってストックビジネスのセンスある?」

 

 

でも、こんなことを考えたら、絶対ダメです。

税理士がレストランに進出する。

まさに失敗するパターンです。

ヤバい、ヤバい。良からぬことを考えてはいかん!

(笑)

新規事業をするなら、
Aパターンか、Bパターンであるべき。

これを鉄のルールとしましょう。

セコム創業者の飯田亮氏はかつて、
日本経営合理化協会の講演で、

全国の経営者にこう言われたそうです。

…………………………………………………

人間はストックで生活すると、
ダメになる。

ストックで暮らすようになると、
怠惰になる。

長期的な幸福を考えると、
基本的にフローで生活することが大事だ。

…………………………………………………

これは大変深いお言葉です。

「不動産に安易に走るな!

本業をしっかりやれ!」

中小企業経営者に対する、
そんな戒めも含んでいたとか。

ストック収入を求めるがあまり、
落とし穴にはまってはいけません。

 

また、会社買収は単なる、

【1+1=2】

の足し算の話ではありません。

【自社のB/S+先方のB/S=資産合計】

の数字レベルの話だけでは単純に語れません。

数字に表れない組織風土や、
カルチャーの問題も関わってきます。

セコム創業者の飯田亮氏は、
こうも語っておられます。

…………………………………………………

商品とは結局、
それを提供する人々のカルチャーから
抽出されたものである。

組織や会社のカルチャーを維持
していくうえでは、

「細かな乱れ」を見逃してはならない。

…………………………………………………

先ほどの事例では、
企業カルチャーに大きな溝を感じました。

売り手企業の品質基準は『65点』。

一方、買い手企業の品質基準は限りなく『100点』。

だからこそ、クライアントの社長の会社は絶好調の
高収益を実現されていらっしゃるのです。

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以上、あらゆる角度から見て、
私(岩佐)の助言として、

先日の神戸女学院の広告にあやかり、

『レストランは買うな』

と言ったことは間違っていなかった。

そう確信しています。

銀行からも後日、私宛にお礼の電話がありました。

今日も社長業を楽しみましょう。