» 2018 » 4月のブログ記事

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

【生産性】が今、経営のキーワードになっています。

 

生産性を上げるには、最小の投入資源(インプット)で最大の成果

(アウトプット)を得る努力をしなければなりません。

例えば、10人の社員で10億円の利益を上げる企業は、1人当り利益は

1億円。同額の利益を5人で達成する企業は、1人当り利益は2億円と

なり、後者の労働生産性は前者の2倍になります。

 

生産性を上げるには以下の2つの方法があります。

 

▼成果物(分子)を大きくすること

▼投入資源量(分母)を少なくすること

 

伊賀泰代氏の著書『生産性 ~ マッキンゼーが組織と人材に求め

続けるもの』(ダイヤモンド社)によれば、

現場でよくある起こるのは、以下の問題だとか。

 

▼残業をしたり、人出を増やしたりという【投入資源を増やす】施策

が選ばれがちである。投入資源量を増やせば、生産性は下がる。

 

▼残業時間を増やして仕事の達成量を増やした場合も、たいてい生産性

は下がる。残業代は通常勤務時の時給よりもはるかに高いし、長時間労働

により疲れたり焦ったりすることで、生産性を下げてしまう。

 

▼仕事が忙しくなると、儲かっている企業はすぐに人材を増やす。

急いで雇った新人の生産性は既存社員ほど高くないばかりか、社内に

あふれる生産性の低い作業を彼らに押しつけてしまうことで、それら

生産性の低い仕事がいつまでも温存されてしまう。

 

そして、生産性を上げるための4つのアプローチとして、以下を紹介

されています。

 

 

▼改善により、投入資源を小さくする

*グループウェアを使って、コミュニケーションを効率化する

*書類整理法やファイルの共有方法を変更し、無駄な作業や書類

を減らす

*Excelでマクロプログラムを組んだり、手書きの定型書類をPC

上で入力できるフォーマットに置き換える

 

▼革新により、投入資源を小さくする

*ロボットなど大型工作機械の導入による組み立てプロセスの自動化

*製品の設計の根本からの見直し

*部品点数や設計図面数を大幅に削減

 

▼改善により、成果(付加価値)を大きくする

*製造現場における作業員のOJT

*ベテラン技術者のスキルを新人に伝授するOJT

 

▼革新により、成果(付加価値)を大きくする

*化学メーカーや素材メーカーが新たな機能を持つ新素材を開発し、

圧倒的な付加価値額の向上を達成

*フェイスブックは、ユーザーがアクセスできるコミュニティを

リアルなつながりのある範囲に閉じ込め、ネット上にグーグルに検索

されない内輪の世界を創造した。

 

日本では、製造現場における改善運動から【生産性】という概念が

普及したため、

 

【生産性を上げる手段=改善的な手法によるコスト削減】

 

という感覚が定着してしまっています。

 

ただ真の意味で【生産性】を上げるには、私たち経営者にも発想の転換

が今求められています。

2018年度の助成金が厚生労働省より今月発表されました。

 

新設された助成金の中には、【生産性】向上の成果を従業員の処遇改善

につなげた中小企業を支援する制度が創設されました。

つまり、設備投資をして利益が増えた分を賃上げに回すことが条件で、

投資額に応じて以下の通り助成金が得られます。

 

▼設備投資額175~1000万円 … 最大130万円

 

▼設備投資額240~5000万円 … 最大180万円

 

▼設備投資額5000~1億円未満 … 最大225万円

 

▼設備投資額1億円以上 … 最大450万円

 

 

助成金における【生産性】とは、営業利益や人件費、減価償却費の

合計を雇用保険被保険者数で割って算出します。

この生産性要件を満たせば、助成金の上乗せ措置があるのです。

 

助成金を得ながら、生産性を上げる経営努力をすべし。

 

2018年度の助成金を学ぶなら、
以下のセミナーにご参加下さい。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

……………………………………………………

■日時 5月16日(水) 14時~16時30分

■主催 大阪産業創造館
http://tfp-j.com/pdf/20180516_2.pdf

■テーマ

2018年度「人材助成金」活用セミナー

~人材育成への投資は今年がチャンス!~

■主な内容

1.顧客満足のために社員満足を犠牲にする
会社に明日はない

 

2.助成金は社員満足度向上のための
戦略的ツールだ!

 

3.今年度の“やりがい&安心度”を高める
助成金とは?

 

4.今年度拡充の税額控除をフル活用し、
財務基盤を増強せよ!

 

5.決算数字をこう改善できれば、
助成金の上乗せ措置あり

 

6.助成金と優遇税制はバラバラで取り組めば、
効果半減に注意!

……………………………………………………
講師は私(岩佐)と弊社の社労士(直江)
で務めます。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

主催の大阪産業創造館によれば、
すでに定員50名を超える申込み数だとか。

 

私どもTFPグループの税理士法人と社労士法人共同で講師を
務めます。

今年度の助成金を活用したい経営者は、
お急ぎ下さい。

今すぐお申し込みを!

https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

今、どんな企業が伸びているのか??

経営者にとって興味深い記事がありました。

4月17日付の日経新聞朝刊一面に、

『総資産回転率』

のランキングが掲載。

売上高100億円以下の
上場企業979社の調査データです。
トヨタ自動車やソフトバンクと言われても、

規模がデカすぎて、ピンとこないのですが…(汗)

これは上場企業と言っても、中堅クラスなので、
大いに学びになります。

『NEXT1000』と銘打って、

日経新聞社が次代を担う企業として、
ランクインした上位3社は以下の通り。
▼第1位 総資産回転率 4.17回

キャリア(シニア向け派遣)

 

▼第2位 総資産回転率 3.61回

Orchestra Holdings(運用型広告)

 

▼第3位 総資産回転率 3.53回

レントラックス
(成果報酬型広告サービス)

 

総資産回転率とは、売上高を総資産で割って算出。

最小の資産で、最大の売上高を実現。

そんなスリムな財務体質であれば、高い数値となります。

 

日経新聞社の分析コメントは以下の通りです。

▼資産を多く持たない会社が
成長を加速させている。

 

▼人材派遣やインターネット関連企業
が上位に並んだ。

 

▼工場など大きな設備を抱えず、
身軽さを武器に素早く顧客ニーズに
応える新しい企業が台頭している。

 

上記は経営者にとって、大きなヒントになりますね。
また、ここで外せないポイントは何か??

1位の株式会社キャリアです。
http://careergift.co.jp/

シニアに特化した人材派遣業。

シニアが働きやすい職場を探す他、
派遣先で活躍できるように、企業に業務の分担などを提案。

同社の総資産回転率は同業最大手のパソナを上回るとか。

(敬礼!)

この現象から読み取れるのは、
【シニアの活用】

はこれからの組織設計において、
見逃せないトレンドであることです。

 

2013年に『高年齢者雇用安定法』の改正がありました。

これにより、65歳まで働く人が増えました。

企業は定年の引き上げなどで希望する従業員を雇う義務を
負うことになったのです。

内閣府の調査によれば、60~64歳では、

▼男性の74%

▼女性の51%

が就業しているとか。

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国策でも今、

高齢者の雇用に関する助成金は整備されています。

新年度スタートに伴い、助成金も新装されました。

 

2018年度の65歳超雇用推進助成金は以下の通りです。

▼65歳超継続雇用促進コース

*65歳への定年の引上げ

⇒ 10~150万円

*66歳以上への定年の引上げ

⇒ 15~160万円

など。

(注)

60歳以上の雇用保険被保険者数
に応じ、金額が設定されています。

 

▼高年齢者雇用環境整備支援コース

*機械設備・作業方法・作業環境の導入

*高年齢者の雇用機会を増大するための
雇用管理制度の導入

⇒ 支給対象経費の60%

(注)生産性要件クリア:75%

or

60歳以上の雇用保険被保険者数
に28万5千円を乗じた金額

(注)生産性要件クリア:36万円

⇒ 上記のいずれか低い額

(上限1000万円)

▼高年齢者無期雇用転換コース

*50歳以上

定年年齢未満の有期契約労働者

⇒ 無期雇用に転換

⇒ 1人あたり48万円

(注)生産性要件クリア:60万円

上記はいずれも、平成30年4月1日以降に適用されます。

ただし、高年齢無期雇用転換コースについては、

無期雇用転換日において、64歳以上の労働者は対象外です。

ご注意下さい。
ただ50歳以上の有期雇用契約労働者の存在があれば、

助成金受給の可能性があります。

生産性要件を満たせば、1人あたり60万円ですから、

対象者が3人いれば、180万円。

これは狙い目かもしれません。

 

ここ数年、50代や60代の中高年齢層がリストラと称され、

元気で十分働けるのに、数多く職を失いました。

とても残念なことです。

 

『社長のいき方』(PHP研究所)

日本経営合理化協会前理事長の牟田學氏の著書の中で、

こんな事例が掲載されています。

……………………………………………………

商社に勤めていた高橋さんは、
62歳で勇退した。

そして、大好きだったゴルフに
興じることにした。

しかし、わずか4ヶ月後に急に
ゴルフがつまらなくなってきた。

そして、いつの間にか、
人材バンクに就職を頼んでみた。

職は嘱託で決まった。

思えば、家は妻の城である。

自分が粗大ゴミのように扱われることに
腹も立った。
男は働いてこそ、
初めてオヤジとしての威厳を保つ
ことができる。

新しい職場へは朝7時に着いた。

一番乗りである。

夜も8時9時まで
残業に関係なく働くことにした。

働くことは決して楽ではない。

苦しいことも多いが、
最初からビジネスには責任を持つ。

そんな覚悟をし、甘えは一切捨てた。

自ら発奮し、精神を高揚させ、
頭脳を磨いた。

シニア特有の頑固さや、

教えたがることなど
嫌われることは列挙して、

一切やらないと自ら戒めた。

やがて高橋さんは嘱託から、
今は常務になっている。

もう人生はここにしか残っていない
と思い、

ひたすら他人様の役に立つことが
一番だと決めたのだ。

ただ高齢者の能力は個人差が大きい。

注意深く面接し、
前職を活かせるか否かを判断し、

雇用すれば活かせる人材は多い。

……………………………………………………

わが社にも今年、還暦を迎えるスタッフが2名います。

両名の貢献度は計り知れなく大きい。

社内では『両重鎮』と呼ばれています。

成熟した大人の言動は、日常業務ではもちろん、

企業カルチャーの醸成に大いに貢献してくれています。

上記の高橋さんは、わが社のH氏とY氏

と重ね合わせてしまいました。

HさんとYさん、日々お疲れ様です!

(笑)

 

 

世阿弥の『風姿花伝』には、

▼時分の花

▼まことの花

という言葉が出てきます。

『時分の花』とは?

若い生命力が持つ鮮やかで魅力的な花。

これは誰もが通過します。

一方『まことの花』とは?
自分という木の全体が枯れていくとしても、
そこでひそやかに咲き続けている花。

自分という一人の人間だけが持つ本質的な花。

世阿弥は人間の成長と花の成長を重ね、
年齢に応じた描写をしています。

50歳以上は、能役者人生の最後の段階。

父の観阿弥を思い浮かべながら、こう描いています。

……………………………………………………

50歳を過ぎると、花も失せる。

ただそこには花が残っているはずだ。

その花はその人の本質であり、
個性そのものなのだ。

これこそ『まことの花』なのである。

……………………………………………………

『まことの花』を持つシニア層。

彼らといかに出会い、多方面で貢献してもらうか?

ともすれば、私たち経営者は、

『時分の花』

だけに目を奪われがちです。

シニア層を敬遠し、
若年層の労働力確保だけに邁進する。
確かに人出不足時代の中で、
若年層は珍しく華やかで目を引きます。

もちろん、若年層の人員確保は、
企業経営の永遠のテーマでしょう。

しかし、世阿弥の言葉を借りれば…

『時分の花』

は本質的な人気ではなく、
一過性のものなのかもしれません。

人間誰しも年を取る。

いずれ消えゆく花なのです。

助成金をかしこく活用しながら、

『まことの花』

を持つ人材も戦略的に活用すべし。

2018年度の助成金を学ぶなら、
以下のセミナーにご参加下さい。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

……………………………………………………

■日時 5月16日(水) 14時~16時30分

■主催 大阪産業創造館
http://tfp-j.com/pdf/20180516_2.pdf

■テーマ

2018年度「人材助成金」活用セミナー

~人材育成への投資は今年がチャンス!~

■主な内容

1.顧客満足のために社員満足を犠牲にする
会社に明日はない

 

2.助成金は社員満足度向上のための
戦略的ツールだ!

 

3.今年度の“やりがい&安心度”を高める
助成金とは?

 

4.今年度拡充の税額控除をフル活用し、
財務基盤を増強せよ!

 

5.決算数字をこう改善できれば、
助成金の上乗せ措置あり

 

6.助成金と優遇税制はバラバラで取り組めば、
効果半減に注意!

……………………………………………………
講師は私(岩佐)と弊社の社労士(直江)
で務めます。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

 

私どもTFPグループの税理士法人と社労士法人共同で講師を

務めます。

 

主催の大阪産業創造館によれば、
すでに定員50名を超える申込み数だとか。

今年度の助成金を活用したい経営者はお急ぎ下さい。

今すぐお申し込みを!
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25442

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

只今、5月発刊予定の日本経営合理化協会のCD教材、

『お金を残す社長の資産防衛の新常識』

の完成へ向けて、最終校正の段階に入っています。

パッケージのデザインも完成です。

先日の東京出張時もホテルにこもって、
一字一句チェックしておりました。

毎回思うことですが、
出版は神経をすり減らす仕事です…(汗)

5巻セットのうち、以下の2巻は完成。

▼第1巻

今日の資産防衛の傾向と対策

▼第3巻

今すぐ“不”動産を動かしなさい!

残り3巻の最終編集作業を鋭意推進中。

今週末には解放されたいと思っています。

早く達成感に満ち溢れた、
美味しいビールを飲みたい!

(笑)

彼は冒頭こう言いました。

「ヒトなんて、
雇うの面倒くさいじゃないですか。

僕も昔はたくさん人を
雇っていたんですけど。

今はゼロですよ。

スタッフはみんな、
アウトソーシングしてるんで。」

今年1月の全国経営者セミナー。
日本経営合理化協会主催。
https://www.jmcatop.jp/seminar/latest.html

 

全国から700名超の経営者が集う年2回のビッグイベント。
冒頭のフレーズは当時、2日目の講師として招かれた、

堀江貴文氏の講演シーン。

さすが、ホリエモン!

相変わらずの毒舌です。

(笑)

ただ講演終了後のアンケート。

「何で、あんな奴を呼んだんだ!」

「あんなの、全く経営の参考にならない。」

などなど、大炎上だったとか。

日本経営合理化協会の会員企業の
経営者とはミスマッチ??

一方、稲盛和夫氏の講演は大人気だそうです。

「従業員の物心両面からの幸福の追求」
この崇高な理念は日本経営合理化協会でも大評判とか。

というわけで、堀江氏は誤解を招きやすい??

7月の全国経営者セミナーで私(岩佐)も登壇予定ですが、

小心者の自分には、堀江氏のような度胸はありません。

(笑)

ただ堀江氏はやはり凄い!

堀江貴文氏の新刊タイトル(ポプラ新書)は以下の通り。

『自分のことだけ考える。

~ 炎上される者になれ!』

また誤解を招きそうなタイトルですね。

(笑)
この新刊には、こんなフレーズがあります。

……………………………………………………

チャレンジしようとする者には、
必ず批判する者がいる。

常識を打ち破ろうとする者には、
必ず抵抗勢力が現れる。

そして、目立つ者は、
多かれ少なかれ必ず叩かれる。

……………………………………………………

強い信念に裏打ちされた、
彼の言葉には力がありますね。

また、堀江氏が日本経営合理化協会の
講演で語った、

「ヒトを雇うの面倒くさいじゃないですか。
僕も昔はたくさん人を
雇っていたんですけど。

今はゼロですよ。」

というフレーズは、
ある意味、経営の本質を突いています。

生活用品からインフラまで、
幅広く使われる塩化ビニール樹脂で、

世界トップ企業の信越化学工業。

トップとして同社を率い、
カリスマ経営として名高い金川千尋氏。

 

『常在戦場』(宝島社)

に記された骨太の経営論は、
堀江氏の言葉と相通ずるところがあります。

……………………………………………………

アメリカ子会社のシンテックは、
スリムで強靭な組織と人員で
仕事をしてきていた。
私の秘書の米国人女性は、
通常の秘書業務だけでなく、

売上代金の回収業務も
行っている。

だから、不況になっても、
わざわざリストラする必要がなかった。

「最初からリストラされた会社」

が経営の基本だ。

私自身、経営の基本とは少数精鋭であり、
それらの人々を大切に扱う。

これを重要だと考えてやってきた。

……………………………………………………

雇用ゼロはさすがに極論ですが…

これは大変深いお言葉です。

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

今週は平日5日のうち、東京にて3日仕事でした。

というわけで、ランニングシューズ持参で久しぶりに皇居ラン

に行きました。

私(岩佐)にとっては至福の時間でした♪

(笑)

 

7月に講師として招かれている、日本経営合理化協会主催の

『全国経営者セミナー』の会場となっているパレスホテルが

ちょうど皇居前にありましたので、

当日へ向けて良いイメージトレーニングもできました。

 

皇居ランでしっかりエネルギーを蓄えることができたので、

有意義な東京出張になるように頑張ります!

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

先日、顧問先のお客様との会食の会場に向かうため、

JRに乗っていた時のこと。
すると、ある電車内広告に目を奪われました。

『女は大学に行くな、』

大きな字のキャッチコピーが!!

その下にこんな文章が書かれていました。

…………………………………………………

女は大学に行くな、という時代があった。

専業主婦が当然だったり、
寿退社が前提だったり。

時代は変わる、というけれど、

いちばん変わったのは、
女性を決めつけてきた重力かもしれない。

いま、女性の目には、
いくつもの選択肢が広がっている。
その分、
新しい迷いや葛藤に直面する時代
でもある。

「正解がない」。

その不確かさを、不安ではなく、
自由として謳歌するために。

私たちは、学ぶことができる。

この、決して当たり前でない幸福を、
どうか忘れずに。大切に。

私はまだ、私を知らない。

…………………………………………………

これは、神戸女学院大学の電車内広告。

神戸女学院と言えば、有働由美子さんの母校。

先日、NHKを退職。

朝の人気番組『あさイチ』を担当されていらっしゃいましたね。

このキャッチーコピーはお見事!

大学のPR広告は通常、キャンパスの写真が掲載されています。

ただ今回は文字だけの広告で、写真は一切なし。

有働さんというメディア系の有能な人材を輩出しただけあって、

広告センスは素晴らしい!

ネットでは「泣きそうになった」との反響があったとか。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1804/06/news147.html

:
:
:
:

この広告を見て、私が思い出したのは、
あの有名なキャッチコピー。

 

『家はまだ買うな』

2000年に住宅業界で登場。

カリスマ経営コンサルタントの神田昌典先生の指導のもと、

平秀信氏が採用し、地場工務店を一気に成長軌道へ。

その後、平秀信氏は億万長者になったとか。

神田昌典先生はご著書の中で、こう語っておられます。

…………………………………………………

『〇〇はまだ買うな』

という見出しは業界を引っ掻き回す
には効果的。

お客は、

「なぜ、買ってはいけないのか」

という質問をすることになるので、

この表現の後には、
購買判断の基準を示してあげなければ
ならない。

…………………………………………………

否定形のキャッチコピーは2000年に登場以来、

今もなお、その効果は大きいようです。

否定形のキャッチ、恐るべし。

 

 

われわれ税理士も現場の中で、否定形のセリフをよく使います。

顧問先

「これって、経費になりますか?」

税理士

「これは税法上、経費にできません。」

というパターンもあれば、

税理士

「この取引には、
税務署から否認されるリスク
があります。」

というパターンもあります。

ただ税法に照らした判断を求められる場合、ある意味ラクです。

なぜなら、知識レベルの話だからです。

詰まるところ、税法上アウトか、セーフを判定すればよい

だけだからです。

あとはアウトの判定結果として、
否定形のフレーズをお伝えする時に、

「税理士は税務署の回し者」

「会計事務所は税務署の出先機関」

といったお叱りを受けないように、

説明の仕方や言い回しに注意するのみですね。

 

 

ただ知恵レベルの話の場合、そうはいきません。

例えば、経営判断を伴う相談のケース。

先日、クライアントの社長から電話をいただきました。

「銀行からM&Aの案件を紹介を
されました。

融資もするから、
この会社を買わないかとのお誘いです。

先方の決算書を送りますので、
一度見て頂けないでしょうか?」

というわけで、
先方企業の決算申告書がドサッと送られてきました。
「先方提示の売却価額が適正なのか??」

「吹っ掛けられた金額ではないのか??」

「もっと安くしてもらえるように、
価格交渉の余地はないのか??」

 

まずは、買い手側の顧問税理士として、
決算書上から判定せねばなりません。

M&Aの世界では、企業価値の評価方法として、
基本パターンは以下の5つがあります。

▼DCF法

▼収益還元法

▼市場価値法

▼類似会社比準法

▼純資産価額法

 

ただ中小企業のM&Aでは以下の算定式がよく用いられます。

『時価純資産価額(A) + 営業権(B)』

時価純資産価額(A)とは、
資産と負債を時価に換算し直した価額。

営業権(B)とは、
標準経常利益×(2~5年)で計算。

さて、本件の適正価額はいくらか??

私(岩佐)の見立てでは、
先方希望額は高いとの判断に至りました。

確かにP/L面では、
堅調に黒字経営を実践されていました。

しかし、B/S面に問題がありました。

 

 

その後、先方企業と仲介役の会計士の方が弊社オフィスに

お見えになり、クライアントの社長と共に最終面接を

しました。

その結果、クライアントの社長は紹介元の銀行に対し、

正式に本件のお断りの連絡をされました。

 

中小企業のM&Aが近年、
本当に活発に見られるようになりました。

買手側の経営者としては、
M&A後の色んな展開を考えます。

現状のやり方に固執することなく、
新たな打ち手として、

M&Aは成長意欲の高い経営者にとって有効でしょう。

 

新規事業には以下のパターンがあります。

▼Aパターン

(新)事業 を(現)市場 に投入
▼Bパターン

(現)事業 を(新)市場 に投入

▼Cパターン

(新)事業 を(新)市場 に投入

 

本件の場合、Cパターンでした。

製造業がレストランに進出する話でした。

しかし、このパターンが最もリスクが高いのです。

新商品や新サービスを新たなマーケットに投入する。

新規事業の失敗パターンとも言えます。

確かに飲食店は参入障壁は低い。

よって多角化の一環として、経営者は興味が湧きやすいのです。

私(岩佐)なら、こう考えるかもしれません。

「レストランって、面白いかも。

税理士法人を経営していくのも、
色々大変だし、将来どうなるかもわかんない。

だから、収益の柱として別に作っておくことを考えないと。

ちゃんと利益の出ているレストランをそのまま買えば、話が早い。

安定した利益が計算できる。

レストランなら、何かイメージしやすいしな。

岩佐グループにレストランがあってもいいな。

ストックビジネスになるかも。

士業の中で、税理士はストック性が高いしな。

えへへ、俺ってストックビジネスのセンスある?」

 

 

でも、こんなことを考えたら、絶対ダメです。

税理士がレストランに進出する。

まさに失敗するパターンです。

ヤバい、ヤバい。良からぬことを考えてはいかん!

(笑)

新規事業をするなら、
Aパターンか、Bパターンであるべき。

これを鉄のルールとしましょう。

セコム創業者の飯田亮氏はかつて、
日本経営合理化協会の講演で、

全国の経営者にこう言われたそうです。

…………………………………………………

人間はストックで生活すると、
ダメになる。

ストックで暮らすようになると、
怠惰になる。

長期的な幸福を考えると、
基本的にフローで生活することが大事だ。

…………………………………………………

これは大変深いお言葉です。

「不動産に安易に走るな!

本業をしっかりやれ!」

中小企業経営者に対する、
そんな戒めも含んでいたとか。

ストック収入を求めるがあまり、
落とし穴にはまってはいけません。

 

また、会社買収は単なる、

【1+1=2】

の足し算の話ではありません。

【自社のB/S+先方のB/S=資産合計】

の数字レベルの話だけでは単純に語れません。

数字に表れない組織風土や、
カルチャーの問題も関わってきます。

セコム創業者の飯田亮氏は、
こうも語っておられます。

…………………………………………………

商品とは結局、
それを提供する人々のカルチャーから
抽出されたものである。

組織や会社のカルチャーを維持
していくうえでは、

「細かな乱れ」を見逃してはならない。

…………………………………………………

先ほどの事例では、
企業カルチャーに大きな溝を感じました。

売り手企業の品質基準は『65点』。

一方、買い手企業の品質基準は限りなく『100点』。

だからこそ、クライアントの社長の会社は絶好調の
高収益を実現されていらっしゃるのです。

:
:
:

以上、あらゆる角度から見て、
私(岩佐)の助言として、

先日の神戸女学院の広告にあやかり、

『レストランは買うな』

と言ったことは間違っていなかった。

そう確信しています。

銀行からも後日、私宛にお礼の電話がありました。

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

先日、愛知県安城市に遠征しました。

安城商工会議所主催の事業承継対策のセミナー講師を務める

ためです。

東京商工リサーチより、以下の調査データが発表されています。

*中小企業の休廃業件数2万9,583件 (2016年)
*経営者の平均年齢61歳

 

後継者不在のため休廃業を余儀なくされる中小企業が急増。

倒産件数の3倍近くになるとか。

よって、中小企業の事業承継は社会問題化しています。

 

そんな背景の中、全国の商工会議所も事業承継の支援に

積極的に取り組んでおられます。

 

今回のセミナーの冒頭では、以下のお話をしました。

▼私の恥ずかしい過去の告白
*苗字が同じでも、実の親子でなかった限界?

 

▼これからの日本で会社を継ぐということの意味するところ
*少子高齢化、人出不足
*中小企業の後継者不足はチャンス

 

▼継ぐという勇気を持つ
*継がせたい親心を理解する
*「美田を子孫に残さず」に逆行する、今日の生前贈与フィーバー

 

▼子には親の気持ちはわからない
*子が親を想う3倍は、親は子を想う?
*後継者になるタイミングを焦るな!

 

▼先代とケンカしている場合じゃない
*父親に何を言っても聞かない?

 

▼「神輿」である自分を担いでくれるのは当たり前?
*古参社員を立てる
*幹部にすべき人材の条件
*3人の片腕(作る・売る・分配する)をつくれ!

 

▼自分が社長になったらすべきこと
*先代の否定は絶対にするな!
*自分の色を出すのは3年経ってから

 

 

そして、中盤以降はオーナーファミリーの資産防衛術です。

後継者不在でも創業者利益を確保する方法など事例を交え、

解説させて頂きました。

 

セミナー終了後、商工会議所の方にクルマで駅まで送って頂いた

道中に、新見南吉氏が安城市で教鞭をとっていたことを知りました。

 

新見南吉の名作と言えば、『ごんぎつね』ですね。

小学校の国語の授業を思い出しました。

もう40年ほど前の話になりますが…(汗)

 

安城市の皆さん、ありがとうございました。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

「春はセンバツから」

そう言われますが、
先日センバツ甲子園決勝戦が行われましたね。
大阪桐蔭高校、優勝おめでとうございます。

史上3校目の2連覇だとか。

夏の甲子園と比べると、
盛り上がりに欠ける感も否めないセンバツ。

ただセンバツには、夏の甲子園では、
決して味わえない醍醐味があります。

それは【21世紀枠】。

夏の甲子園は、厳しい地方予選を最後まで勝ち上がった
学校が自動的に出場権を得る。

ただ春は違います。

センバツという名の通り、高校野球連盟から

【選抜】された学校による大会であることが特徴です。

そして特別枠として『21世紀枠』の選考があります。
県大会ベスト16以上の成績を収めていることを条件に、

▼地域貢献性

▼自然災害などのハンディ克服

▼学業と部活動の両立

を考慮に入れ、全国で毎年3校が選ばれます。

 

 

「なんや、これ?」 相手チームの打者が驚く。

本来ならセンターに抜けようかという打球なのに…

遊撃手が正面でなんなくさばき、アウト!

なんと、遊撃手がセカンドベース後方に
守っているではありませんか??

3万3千人の観衆がざわめく。

 

 

「よし、レフト前ヒット! あれ?」

本来なら三遊間を抜ける打球なのに…

三塁線を大きく空けて、三塁手が三遊間に守っている??

記録はサードゴロで、アウト!

三塁側アルプススタンドの大歓声。

『Z』の人文字が大きく揺れました。

 

この光景は…

1回戦の膳所高校 vs 日本航空石川戦。

結局、試合は10対0で日本航空石川の勝利。

しかし、序盤の三回までは0対0。

全く互角の試合でした。

膳所高校の頭文字の『Z』。

▼帽子のZ

▼胸に刻まれたZ

Zのユニフォームの選手達の甲子園での

躍動ぶりは素晴らしかったです。

試合後、日本航空石川の中村監督は、こうコメントされました。

「本当に正面に行くことが多かった。

すごくはまっているなと、もやもやしていた。」

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滋賀県有数の進学校である県立膳所高校。

今年の21世紀枠の最後の1枠として選ばれました。

データ野球を駆使。

グラウンドを198分割し、
相手打者の打球の落下地点を分析。

素晴らしい頭脳野球でした。

 

2018年の県立膳所高校の大学合格者数。

▼京都大学 61人(全国4位)

▼大阪大学 41人(全国8位)

▼神戸大学 29人

膳所高校、すごすぎる…

センバツに出場したエースのT君は京大志望とか。

 

 

 

2年前の21世紀枠で出場した、
兵庫の県立長田高校。

2018年の大学合格者数。

▼京都大学 25人

▼大阪大学 49人(全国5位)

▼神戸大学 54人(全国1位)

当時2年生で2年前に甲子園に出場
した生徒も上記の中に入っています。

息子に文武両道の良いお手本を見せて頂き、感謝!

 

そして、もっとすごい文武両道の高校があります。

 

1年前の府大会ベスト8。

惜しくも昨年の21世紀枠選考もれの
大阪の府立北野高校。

2018年の大学合格者数。

▼京都大学 84人(全国1位)

▼大阪大学 79人(全国1位)

▼神戸大学 26人

北野高校、恐るべし。

1949年のセンバツの優勝校とか。

再び、いつかセンバツに出てほしいですね。

 

また、今年のセンバツでは、滋賀の県立彦根東高校

も進学校として話題になりました。

2018年の大学合格者数。

▼京都大学 11人

▼大阪大学 17人

▼神戸大学 29人

今大会で参考記録ながら、
9回ノーヒットノーランを達成。

左腕エースのM君も京大志望とか。

プロのスカウトも絶賛しています。

究極の文武両道ですね。

 

 

こうした文武両道の
強くたくましい球児達を見ると、

本当に元気がもらえます。

日本経営合理化協会の「後継社長塾」を
20年間にわたり担当。

300人以上の後継者を熱血指導。

御年75歳の辣腕コンサルタントの
井上和弘先生。

井上先生のご著書の、

『会社を上手に任せる方法』

にはこんな記述があります。

…………………………………………………

私の実務経験から、
最適な後継者を選ぶ目の付けどころは、
次の要素しかないと考えている。

▼ゼニ儲けに強い

いくら情に強い人格者であっても、
ゼニ儲けができなければ、

ついてきた従業員を幸せにはできない。

▼健康でタフなこと

経営者は精神的にも肉体的にも
タフでなければならない。

親に財力ができ、
インテリの奥さんだったりすると、

幼少のころから名門幼稚園・名門中学に
入れようと学習塾選びには熱心でも、

頑強な体力づくりには関心を払わない
傾向がある。

幼少のうちは学力より優先させて、
まず体力をつけさせるべきである。

 

▼人見知りしないこと

経営者の仕事はさまざまな人間関係を
結ぶ仕事である。

よって、学力に優先させて、
ご近所の人たちや学校などで、

挨拶がきちんとできるように
しつけることである。

 

▼人を引っ張る力があること

幼少の頃より、地域の野球チームや
サッカーチームに入れたり、

ボーイスカウトのような団体活動を
経験させておくことが大事だ。

友達を作らず、ガリ勉の優等生には、
リーダーシップが育ちにくい。

こういう点で有名大学を出た優等生より、
むしろ暴走族のリーダーをしていたような
外れ者の方が統率力の面で優れている場合
があるほどだ。

 

▼人情に強い

経営者は従業員の上に立ち、
ご協力を得て、会社を引っ張っていく。

従業員も業者も、
トップを見て仕事をしている。

それには学歴も会社規模も関係ない。

この人のためなら努力を惜しまない
という情がなければならない。

…………………………………………………

私も親として耳の痛い話ばかり…(汗)

反省が多いです。

ただ上記の井上先生のコメントは、
的を射ているのでは??

そう思わせる報道が3月26日付の
日経新聞に記載されていました。

…………………………………………………

大塚家具は26日、東京都内で、
定時株主総会を開いた。

総会後に取材に応じた大塚社長は、

「経営は結果責任」

と述べたうえで、

16年から20%減額している
自らの役員報酬について、

今期中に、

「減額幅を40%にする」

と述べた。

参加した男性株主は、

「赤字の垂れ流し」

と現経営陣を批判した。

3期ぶりの黒字転換をうたう方針の
説明については、

「シナリオを読み上げているだけ
という印象。

今期は赤字幅縮小。

数年後にゼロにできれば、
良い方だろう。」

と切り捨てる株主もいた。

…………………………………………………

同じ一橋大学出身でも…

三木谷浩史氏と大塚久美子氏では、
経営手腕の差は大きいように見えます。

中高一貫の名門女子校出身の久美子氏。

県立高校で落ちこぼれだった三木谷氏。

井上先生のお言葉が裏付けられる結果
になっています。

久美子氏は5人兄弟姉妹の長女。

元々は久美子氏の弟で、
長男の勝之氏を将来の後継者として、

創業者の父勝久氏は考えていたようです。

久美子氏が社長就任前には、
長男の勝之氏が資産管理会社の株式
を50%保有。

未来の後継者として、
計画的に生前贈与を繰り返し、
50%の株を長男に持たせていました。

しかし、長男は名古屋芸術大学卒業。

芸術肌の青年だったようです。

結局、父勝久氏は決断します。
長男は次期社長にふさわしくないと。

久美子氏は大学卒業後メガバンク勤務時代、

父勝久氏に呼び戻される形で、
大塚家具の社長に就任しています。

その久美子氏が社長就任の条件として、
父勝久氏に突き付けたのは…

長男保有の50%の株式を
久美子氏を初めとする兄弟姉妹4人に
均等に分配する

というものでした。

これが大塚家具の父娘のバトルの根っこ
にあるのです。

久美子社長もある意味、
本当にかわいそうな運命です。

幼少の頃より、将来の後継者として、
育てられていなかったかもしれません。
もし長男が次期社長の器だったら…

今日の大塚家具の悲劇は、
生まれていなかったかもしれません。

『金を残すは下。

仕事を残すは中。

人を残すは上。』

後藤新平氏(政治家)の
かつての名言が胸に響きます。

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このように考えると、

センバツ甲子園の21世紀枠で、
文武両道で躍動した球児たち。

本当に素晴らしい教育を受けてきた
と感心させられます。

何か“大物感”が漂っていますね。

わが家も爪の垢を煎じて、
飲ませて頂きます。

(笑)

 

 

今大会のセンバツでベスト8まで進出。
そんな強豪校の日本航空石川高校に対し、
データを駆使し、

セオリーを無視した、思い切った守備陣形で挑んだ。

そんな膳所高校の戦いぶりは、
孫子の兵法に相通ずるところがありました。

孫子の兵法にこんな言葉があります。

▼戦いは正を以て合い、奇を以て勝つ

この意味は以下の通り。

…………………………………………………

戦いは堂々と相手と対峙し、
奇策をもって勝つものだ。

…………………………………………………

 

これはすべての経営戦略に相通じますね。

膳所高校の『Z』のユニフォームは忘れません。

膳所高校の選手の皆さん、ありがとう!

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

私どもでは毎月初めに、2つの社内イベントを実施しております。

1つは、バースデーサークルです。

当月に誕生日を迎えるスタッフに対し、

 

「●●さんがこの世に生まれてきて下さって、本当によかったです。」

 

というセリフから始まり、スタッフ一人ずつお祝いのコメントを

します。

 

そして、2つめはTFP大学。

TFP大学とは、弊社の頭文字(Top Finacial Project)を取り、

大学の講義形式で行う社内研修です。

 

 

1冊1500円程度のビジネス書をスタッフ一人ひとりに

買い与え、それを使用テキストとして研修を行います。

この日のカリキュラムは以下の通りです。

 

▼第1限 ビジネス基本スキルの習得①

『仕事の思想』(田坂広志著)

 

▼第2限 ビジネス基本スキルの習得②

『JALで学んだ ミスを防ぐ仕事術』(小林宏之著)

 

▼第3限 今月の労務カレンダーについて

 

▼第4限 税務&会計スキルの習得

『税務通信3月号』

 

この中で、第2限の講義を皆さんともシュアします。

 

『JALで学んだ ミスを防ぐ仕事術』

 

命を預かる航空機業界の仕事の知恵を学ぶ。

私たち税理士業界は、命の次に大切なお金を預かる仕事。

 

よって、この書籍から学ぶべきことは多くありました。

この書籍の中で書かれていたのは以下の通りです。

……………………………………………………………………………

▼100回やっても1000回やっても間違えない

準備をする

 

▼イメージは時速900キロメートル先を行き、

タイムマネジメントは逆算する

 

▼パイロットが雑談しない11分間(クリティカル・

イレブンミニッツ)とは?

 

▼「忘れ物」というミスを減らす泥臭い方法とは?

 

▼最後は必ず「目視」する

 

▼チームでは「自分と他人の役割」を意識する

 

▼心身が整ってこそミスは防げる

 

▼規則正しい生活を送る

 

▼集中力に緩急をつける

 

▼決断に迷ったら「人に嫌われる」方を選択する

 

▼失敗を許すことが最大の再発防止策になる

……………………………………………………………………………

 

この中で、経営者が肝に銘じるべきは最後のフレーズです。

ミスが起きたら何でもかんでも減点主義で注意してはダメ!

積極的にチャレンジした結果の失敗をみんなで許す環境が

大切とのこと。

 

怠慢プレイや凡プレイでのエラーは厳しく叱責する。

ただ攻めている中でのミスは不問とする。

こんな組織風土が大切なんですね。

良い学びになりました。

 

これから弊社は所得税確定申告期間を上回る超繁忙期に

突入し、社内でミスも起こりやすい時期になります。

この本から学んだことをしっかり肝に銘じたいと思います。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの

岩佐孝彦@税理士です。

 

先日、神戸のスタジオにこもり、2日間の収録作業を終えました。

5月頃に発刊予定の日本経営合理化協会CD教材、

『お金を残す社長の資産防衛の新常識』の5巻セットの収録です。

▼第1巻 今日の資産防衛の傾向と対策

▼第2巻 資産管理会社のかしこい設計法

▼第3巻 今すぐ“不”動産を動かしなさい!

▼第4巻 自社株対策の戦略思考

▼第5巻 金持ちが三代続く資産防衛モデルの事例研究

 

 

江戸時代儒学者の佐藤一斎の言葉。

……………………………………………………

「天はなぜ、私をこの世に送り出し、
何をさせようとしているのか。

自分はもともと、
天の所有物だから、

天の与える仕事(天職)があるはずだ。

この使命を果たさなければ、
必ず天罰を受ける」

と人間は考えねばならない。

……………………………………………………
実は出版の時も、
著者はこんな心境に至らなければならない。

そう言われています。

「天は岩佐孝彦という媒体を通じ、
この世に何を伝えようとしているのか?」

いかに邪念を捨て、無になれるか。

収録前の神社参拝で、
私(岩佐)もこう念じてきました。

出版には大きく2つのルートがあります。

▼商業出版

▼自費出版

商業出版とは、著者が出版社より印税を頂いて、
上梓するパターンです。

よって、書籍完成後は出版社も全面的に販促のご協力して頂けます。

本当にありがとうございます。

一方、自費出版とはどんな形態なのか??

著者が出版社にお金を払って、
本を作ってもらうパターンです。

自費出版の場合、出版社にとって

【顧客=読者】ではありません。

あくまで【著者=顧客】です。

よって、本が完成したら、
ビジネスはその時点で終了。

『バニティープレス(Vanity Press)』という言葉があります。

『Vanity = 虚栄心』

『Press = 出版』

という意味。

つまり自費出版とは、出版社が著者の虚栄心をそそり、
著者自身からカネを取ることでビジネスを成立させています。

私(岩佐)は今まで自費出版は一度も行ったことはありません。

そのような営業もすべて丁重にお断りさせて頂いてきました。

 

 

 

自費出版の形態では、
『天はなぜ、私をこの世に送り出し、
何をさせようとしているのか。

自分はもともと、
天の所有物である。』

という佐藤一斎の境地に至ること
はなかなか難しいかもしれません。

 

出版の真髄は著者にとって、
我欲を捨てる修業です。

自分よりも他人、
さらには神をどこまで愛せるか。

まさに自己鍛錬の旅に出るようなもの。

今日から新年度です。

スタートダッシュをかけるべく、お互い頑張りましょう。