» 2015 » 5月のブログ記事

こんにちは、税理士の岩佐孝彦@神戸です。

近年、相続&事業承継対策の案件が大変増えてきました。

明日も、ジャパンガスエナジーにて相続・事業承継対策をテーマに大阪で

講演の予定です。

 

わが国の高齢化の進展とともに、中小企業の後継者問題はほんとに大きい。

ただ事業承継の相談を持ちかけてこられる先代経営者の年齢を見ると、

70代や80代のケースもあります。

帝国データバンクの資料でも、80代で3割超が後継者不在となっています…(汗)

 

しかし、私は遅くとも60代で事業承継シナリオを設計してほしい、

そんなふうに考えています。

 

フォーブスの世界長者番付で日本一の富豪になった、ソフトバンク創業者の

孫正義氏が19歳の時に打ち立てた【人生50年計画】というのが有名です。

 

▼20代で名乗りを上げ、

▼30代で軍資金を貯め、

▼40代でひと勝負し、

▼50代で事業を完成させ、

▼60代で事業を後継者に引き継ぐ

 

この言葉にもあるように、事業承継は60代が節目と考えられます。

 

中小企業白書(2013年)には、後継者の年齢別の事業承継後の業績推移について

調査データが紹介されています。

 

▼40歳未満 … よくなった 59.5%

▼40~49歳 … よくなった 46.8%

▼50~59歳 … よくなった 43.1%

▼60歳以上 … よくなった 39.9%

 

この数字を見ると、後継者にバトンタッチする年齢が若いほど、業績は良くなっています。

時代が猛烈なスピードで変化している今、これは納得できますね。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

追記  明日からプロ野球はセパ交流戦がスタート。

最下位を独走する、わがオリックスの森脇監督はこうコメントされています。

「守るものはない。交流戦は残り18試合の気構えで戦う。事を起こす。」

上記の孫氏の言葉にもあるように、40代の私も守りに入らず、ひと勝負を

どんどんかけていきたいと思います。心は敬愛する森脇監督と同じです。(笑)

 

 

 

 

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こんにちは、税理士の岩佐孝彦@神戸です。

先日、日本生命・和歌山支社主催のセミナー講師として、ホテルグランヴィアに

行きました。テーマは、経営者向けの相続&事業承継対策。

 

講演前に自ら課している恒例行事である神社参拝は、

和歌山城内の護国神社に参拝してまいりました。

 

和歌山城

 

和歌山は、経営の神様と言われた、松下幸之助氏の生誕の地ということで

身が引き締まる思いで参上いたしました。

幸之助氏の孫に当たります、松下正幸氏(現パナソニック・代表取締役副会長)の奥様が

日本生命第5代社長の弘瀬現氏の、孫にあたります昌子さんでいらっしゃるとのこと。

今回、幸之助氏のルーツを調べる中で初めて知りました。

松下幸之助さんと、日本生命はまさに身内関係にあるんですね。

 

そんな幸之助さんは、こんな名言を残しておられます。

「資本を作るより、人を育てることの方がはるかに難しい。」

 

これは、後藤新平氏の言葉、

「金を残すは下、仕事を残すは中、人を残すは上」

と相通ずるところがあります。

 

企業経営の使命はつぶさないこと、存続、と言われますが、

そのうえで大変重要な問題【事業承継】について魂込めてお話させて頂きました。

 

それにしても、和歌山城は美しかったです。

神戸から参上した甲斐がありました。
豊臣秀吉の弟の秀長が築城し、徳川御三家の紀州藩紀州徳川家の
居城だったとか。

時間があれば天守閣まで上りたかった。(笑)

和歌山の皆さん、ありがとうございました。

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こんにちは、税理士の岩佐孝彦@神戸です。

先日、日経新聞朝刊にこんな記事が出ていました。
「配偶者控除 17年に新制度 首相が検討指示

夫婦単位で控除 軸に」

 

これは、中小企業の経営者にとって要マークです!

というのは、会社で働くパートスタッフの労務管理の上で、
今後の重要な指針になるからです。

 

記事によれば、【配偶者控除】を廃止し、妻の年収に関係なく、夫婦の所得から一定額

の控除を認める【夫婦控除】を創設する案が軸になる見通しだとか。

もしこの制度が実現すれば、妻がフルタイムで働く世帯にも一律に適用されるため、

仕事の時間を抑える必要がなくなります。

経営の現場では、パート主婦が夫の扶養に入るために 敢えて、労働時間を抑えるケースを

よく見かけます。

 
【配偶者控除】とは妻の年収が【103万円以下】なら、

夫の課税所得から38万円の控除が受けられる制度。

会社で働くパート主婦の夫の年収が600万円なら、所得税が7万円程度軽くなります。

つまり、

 

▼103万円の壁

 

がパート主婦の労働環境に存在するのです。

もっとハードルが高いのは、

 

▼130万円の壁

 

これは、夫の健康保険の扶養の範囲内の妻の年収。

4月から各都道府県で健康保険料率がアップしましたが、この負担もかなり大きい…(汗)

よって、103万円の所得税の【配偶者控除】は超えても、

130万円の【健康保険の扶養範囲】は超えたくない…

そんな労働ニーズはパート主婦の間で根強いものがあります。

現行制度では年収140~150万円程度で働くのが、主婦にとっては家計のダメージが

大きくなる。

なぜなら、

 

▼夫で配偶者控除が使えず、所得税増

▼健康保険の扶養に入れず、妻が自己負担で健康保険料増

 

となるからです。

しかし、2017年度にもし新制度が創設となると、
状況は一変する可能性があります。

経営者として、私たちが押さえておくべきは、

▼現場の労働生産性を高める3つの方法

です。

なぜなら、企業経営にとって、人件費は最大の固定費だからです。

具体的には、

 

▼1人当りの粗利益を増やす … 仕事の徹底的な見直し

▼平均スタッフ数を増やす … 人件費の変動費化

▼その両方をやる

 

です。

これらの方法のキモになるのは、パート主婦の使い方!

そうした人員の戦力化が労働生産性を高めるうえで 大変重要になるのです。
しかし、新制度がもし実現するとなると、 能力のあるパート主婦は税負担増を

気にせずに思い切り働いてもらえるようになりますね。

 

ただこの制度の実現には、与党の反発が予想されるとのこと。

また、高所得者には適用制限も検討されているとか。

正式にはどんな制度になるのか、まだ明確にはわかりませんが、
政府が現時点で進めようとしている施策には アンテナを張っておきたいところ。
会社経営を健全化するために、人件費とどう付き合うか?

お金の世界は知っているか知らないかで差が付きます。

今日も社長業を楽しみましょう。

会社で働くヒトも、経営者にとって“人財=資産”です。

 

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こんにちは、税理士の岩佐孝彦@神戸です。

GW期間は、岡山県の父の実家に帰省。

帰省すれば必ず行くのが近所の神社。

境内には、樹齢五百年の巨木が立っています。

県下3本に入る巨樹だそうです。

五百年と言えば、半世紀ですね…(すごい!)

年輪から思い浮かぶのは、やはり企業寿命。

五百年とはいかないまでも、中小企業庁の統計によれば、

百年企業は現在約2万社あり、

日本全国430万社ある中で、約0.4%の割合。

1000社創業したら、100年続くのは4社のみという計算

になります。

 

ただ経営は山あり谷あり。

企業の継続年数は、経営者が精神的困難をどれだけ乗り越えたかの

指標でもあります。つまり、社歴はその会社がどれだけ困難に

耐えたのかのモノサシを意味します。

私もGW期間中に英気を養えたので、しっかり精神的困難にも

タフでありたい。そう再確認させられました。

今日も社長業を楽しみましょう!