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こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。

昨日は岐阜県の飛騨高山に遠征しました。

日本生命・岐阜支社にて相続対策セミナーの講師を務めるためです。

 

 

 

飛騨高山は今年1月に続いてのリピート開催。

そのときは雪が深く、セミナー開催前にウロウロ(?)できず飛騨高山

の地に真の意味で同化できないままセミナーに臨まざるを得ませんでしたが、

今回はバッチリ!(笑)

タクシー飛ばして、ピンポイントで効率よく短時間で回ることができました。

 

 

 

 

この飛騨高山の基礎を築いたといわれる戦国武将、

金森長近のエネルギーを拝受すべく、城山公園の銅像まで行きました。

金森長近は地味な武将かもしれませんが、

 

▼織田信長

▼豊臣秀吉

▼徳川家康

 

の三英傑を渡り歩いた数少ない武将。

最近は時代の支配者に順応して戦国時代の判断を見誤ることなく、

ゴールインした勝利者といわれています。

信長に当初は仕えていましたが、本能寺の変で主君だけでなく、

嫡男まで殉死するという悲劇に見舞われます。

そして信長亡き後、柴田勝家と秀吉が対立する構図となり、勝家側に

加担して出陣するも、賤ヶ岳の戦いで前田利家とともに兵を撤収し、

剃髪して秀吉に許しを請う。

その後、秀吉が亡くなると関ヶ原の戦いでは東軍につき、勝利後

加増をされています。

まさに「終わりよければすべてよし」の武将人生であったのです。

千利休から教えを受け、茶道にも造詣が深く、文武バランスのとれた

思慮深い武将であったそうです。

 

 

 

私は講演に臨むにおいて、まさに金森長近の生き方そのものが

【あるべき争族対策の考え方】に相通ずると感じました。

 

 

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【争族】は親の死後に起こります。

そのとき、残された家族は天国に行った親に対し、怒りの感情をぶつけます。

 

「どうして遺言書を残してくれなかったの?」

 

「なぜ相続税がかからないように、もっとうまくやっていてくれたら

 よかったのに。」

 

「生前にちゃんと子供の私たちに自分の財産のことについて教えて

 くれていなかったの?」

 

こうした声をよく耳にします。

これは一人の人間としては寂しい逝き方です。

やはり「ありがとう」と言われて逝くことが理想の生き様ですね。

人生はマイナスのことをプラスにすることなのです。

最後はあくまでプラスで終わるべきであって、マイナスの感情を残された家族に

与えて最期を迎えてはならないのです。

 

そういう意味で、この飛騨高山の地に金森長近の【最後に勝ってゴールイン】

するエネルギーが宿っている。

飛騨高山の皆さん、ありがとうござました。

 

 

 

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こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。

先日の日曜日は息子の少年野球の【決戦】でした。

神戸で【ベスト4入り】し、神戸新聞にチーム紹介の記事が掲載。

あと一つ勝てば、県大会のビッグトーナメント出場できる。

まさに高校野球の地方予選決勝のような感じです。

勝てば甲子園出場、負ければ何もなし。

勝負を賭けた一戦に臨みましたが、結果は延長戦の上、1対0で惜敗…

 

 

 

スコア上は僅差の【惜敗】ですが、私は個人的にこの敗北を

親子で謙虚に受け止めたいと考えています。

 

一応3位入賞ということで【銅メダル】をもらいましたが、

家に帰ってから息子本人も放心状態で何も嬉しくない様子…(苦笑)

 

「勝てば官軍」という言葉がありますが、裏を返せば大事な一戦に

負けるというのは何かが足りないということ。

 

この銅メダルは勲章というより、我が家にとっては悔しさのいっぱい

詰まった、次への糧の象徴かも(?)。

 

 

 

メジャーリーガーのイチロー選手にこんな名言があります。

 

 

「野球は失敗のスポーツです。

 どれだけ頑張っても、先はないのです。」

 

 

あの天才打者でさえ、いまだ4割の打率を残したことがありません。

そうです。10打席のうち、3回ヒット打つ「3割バッター」で一流なのです。

別の言い方をすれば、10打席のうち7回は打てなくても一流ということ。

まさに野球は失敗を前提としたスポーツなんですね。

それでも、10回のうち3回ヒットを打つために、ひたすらバッターは

練習するのです。

息子の少年野球を見ていて、イチロー選手の言葉の重みが

骨の髄まで染み込みます。(笑)

 

 

ただ私は今回の敗戦に感謝しています。

野球は失敗のスポーツだからこそ、

息子はマイナスのことをプラスのことに変えるという人生の真髄を

12歳にして体感できるチャンスを頂いたからです。

 

人生はその人を成長させるために、マイナスのことや問題が

どんどん押し寄せてきます。

 

「会社は成長する限り問題はなくならない」といわれますが、

 

会社で次々と起こる問題は社長自身を人間的に成長させるために

起きているのです。

社長業はある種「菩薩業」ですね。

 

人生はマラソン。逆境が人間を大きく育ててくれる。

私はビジネスの世界で、息子は少年野球の世界で親子ともども、

マイナスをプラスにできるよう頑張っていきます。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

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こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。

先日の日経新聞に税理士として大変興味深い記事がありました。

 

 

「税制改正前倒し 9月着手 企業減税など検討」

 

 

税制改正の論議が政府内で本格的に始まるのは例年【11月】。

しかし今年度は2ヶ月前倒しの【9月】に始める方針を政府内で

固めたとのこと。

そして、その改正論議の内容も【増税メニュー】ではなく【減税】。

設備投資減税など起業支援に結びつく税制改正に早期に取り組む

狙いだそうです。

大変素晴らしいですね。

 

 

平成25年度税制改正の中でも、以下の【減税メニュー】がてんこ盛り。

 

▼生産等設備投資促進税制(新設) … 税額控除上限:法人税額の20%

▼所得拡大促進税制(新設) … 税額控除上限:法人税額の20%

▼卸売・小売・サービス業等の設備投資促進税制(新設)
… 税額控除上限:法人税額の20%

▼研究開発減税(拡充) … 税額控除上限:法人税額の30%

▼グリーン投資減税(拡充) … 税額控除:取得価額の7%

▼雇用促進税制(拡充) … 税額控除:増員1人当り40万円

 

 

平成26年度税制改正の新たな【減税メニュー】も税理士としては

今から楽しみです。

 

 

ふつう仕事の意思決定スピードは【官より民】の方が速いのが当たり前。

それなのに、さすが安倍政権は一味違います。(?)

 

 

私たち経営者も、将来起こりうる出来事をあらかじめ想定し、

できる限り、先手先手で対処することを心掛けなければなりません。

 

 

「今やらなきゃ、いつやるの?

 今やらないと、後でどんどんきつくなるぞ。」

と自らを叱咤激励し、【前倒し】で行動しないといけませんね。

 

 

 

そんなエネルギーをこの新聞記事から拝受することができました。

何事も前倒しで先手必勝ですね。

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

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こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。

先日、顧問先のお客様の税務調査案件で某税務署まで出向きました。

実地調査の際に宿題として頂いていた論点について、私どもで精査した

うえでの顧問税理士としての見解の報告のためです。

 

 

署内のミーティングテーブルにご案内をして頂いた際に、調査官の方から

意外なプレゼントをもらいました。

 

 

何と、ペットボトルのお茶!

 

 

思わず私はこう言ってしまいました。

 

 

「長年税務署にお伺いしていますが、ペットボトルのお茶を頂いたのは

 初めてです。ありがとうございます。」

 

 

すると、その調査官の方は

 

 

「いえいえ、とんでもないです。

 今日は暑いので、自販機で買ってきましたので、どうぞお飲み下さい。」

 

 

とご丁寧な対応。

 

 

たかがペットボトルのお茶ではありません。

国家公務員の方から私たち民間人に物品を進呈して頂くのは

レアなケースです。

結局この調査結果は【是認(修正申告なし)】とのことで、

この場で調査官の方から快諾頂きました。

何もペットボトルのお茶との交換条件で、修正申告を私どもに強要しよう

とされていたのではありません。誤解のなきようお願いします。(笑)

 

 

2013年から【国税通則法】が改正になり、税務調査の流れが変わりました。

専門的なお話は敢えて割愛しますが、要は税務署から納税者に対し、

 

 

▼調査内容に関するインフォームドコンセント(説明と同意)

 

 

がより明確化されました。

これは納税者にとっては朗報です。

 

 

私たち税理士に対する中小企業経営者からの批判の声としてよく頂くのが、

 

 

「税理士って、どうせ税務署の回し者でしょ。」

「会計事務所って、税務署の出先機関でしょ。」

 

 

というもの。

 

 

これは税理士法に定める「税理士は独立した公正な立場でなければ

ならない」に照らし考えれば、心外なことです。

 

 

今回のような紳士的な調査官もいらっしゃれば、まだまだ「取らんかな」

のスタンス丸出しで納税者に一定の配慮の欠ける対応をする調査官もいます。

先日の別件の調査立会い初日でも、そうした態度の調査官には、

【税務運営方針】を盾に毅然と抗議しました。

 

 

【税務運営方針】とは、

 

昭和51年に当時の国税庁官が通達を出された文書で

現在も効力があります。

その翌日、その調査官の態度が一変。

前日とは全く別人のように、強硬な姿勢が消え、極めて紳士的な

態度になりました。

健全な税務行政の秩序の維持のため、主張すべき時は主張しない

といけません。

 

 

こうしたことは税務調査の現場で日常茶飯事的にまだまだありますが、

今回もらったペットボトルのお茶は何か爽やかですがすがしい気分に

なりました。

税務行政の【進化】を税理士として感じることのできた瞬間。

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

 

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こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。

今月の日経トップリーダーの【社長200人アンケート】の結果を

シェアさせて頂きます。

 

今回は興味深いテーマです。【新規事業】に関するアンケートです。

 

 

▼この先1~2年のうちに新規事業を立ち上げたいと感じますか?

 *はい 50%

 

 

▼過去3年以内に新規事業を立ち上げたことがありますか?

 *はい 32.5%

 

▼なぜ新規事業を立ち上げたいのでしょうか?

 *既存事業は今は安定しているが、将来に備えて種まきしたいから 44%

 *既存事業が縮小しているので次の柱が欲しいから 38%

 *新規事業は経営者としてやりがいを感じるから  34%

 *既存事業は安定しているが、依存度を下げたいから 27%

 *既存事業は安定しているが、業績をさらにアップさせたいから 27%

 *社内がマンネリに陥らず、活性化するから 23%

 *挑戦を続ける企業だと周囲に認識してもらいたいから 20%

 

▼新規事業を立ち上げる際、主に誰が舵取りをすべきでしょうか?

 *社長自ら 65%

 

 

▼新規事業の内容を検討するうえで特に重視する点は何でしょうか?

 *既存事業と相乗効果が期待できる 44%

 *すぐに業績に貢献しなくても大きく化ける可能性がある 36%

 *先行事例が少なく新規性がある 33%

 *ニッチ市場である 30%

 *価格競争に陥らない 30%

 *参入障壁が低い 27%

 *小さい投資で始められる 27%

 *すぐに業績に貢献する 21%

 

 

▼新規事業に取り組むうえで特に重要なことは何でしょうか?

 *短期的な収支にこだわらず、長い目で育てる 49%

 *トップがやり抜く覚悟を示す 43%

 

 

いかがでしょうか?

単なるアンケート結果というより、私は税理士として【新規事業を

進める際のあるべきスタンス】を示していると思います。

さすが! 日経トップリーダー読者の経営者はレベルが高い!

 

 

中小企業が成長発展の道を歩み続けるには、多角化しかありません。

もし最初の商品サービスに特化していたら、ジリ貧に終わるだけです。

新規事業を立ち上げる最大のハードルは【第一領域の仕事】。

第一領域とは、緊急性が高く重要性が高い業務分野を言います。

社長自身がこの領域の仕事に追われると、組織は疲弊していきますし、

成長していきません。

 

 

第一領域こそ、従業員にどんどん任せ、組織の自動化の仕組みを

構築していかねばなりません。

 

 

上記アンケートでも、新規事業は【社長自ら】が率先垂範して推進していくべし

ということが読み取れますね。

今日も社長業を楽しみましょう。