ブログ

社長の打つべき緊急財務対策 IN ホテルオークラ

IMG_3758

 

こんにちは、神戸の税理士の岩佐です。

先日、ホテルオークラにて日本生命・神戸支社主催の講演をさせて頂きました。

先月の三菱電機主催の講演に続き、2ヶ月連続のホテルオークラ参上。

演題は「社長の打つべき緊急財務対策」。

【緊急】というフレーズを入れておりますが、社長にとっては大変悩ましい言葉。

 

誤解してほしくないのは、ここでいう【緊急】とは、スティーブン・コヴィー氏の

ベストセラー「七つの習慣」でいうところの第一領域ではありません。

つまり、「緊急性が高く、重要性も高い領域」ではない。

 

あくまで第二領域!

緊急性は低いけれども重要性の高い領域を【緊急】に実行しようという主旨です。

講演の冒頭に申し上げたのが、

『皆さんにまず自問自答してほしいのは「追われる経営」をしていませんか?』

ということ。

 

「とにかく私は忙しいんです。」とトップが堂々と言うのは、

「私は経営者として無能です」と公言しているのと同じこと。

つまり、時間に追われ、スケジュールに追われ、自分でコントロールできない状態

になっているわけですね。

「いつも忙しい」と走り回っている経営者は【頭脳労働】というより【肉体労働】

をしているわけです。

なぜ、社内で最も時給の高い経営者が肉体労働をするのか?

 

それは、頭脳労働は肉体労働の【5倍】疲れるからです。

だから安易な道を選んで、従業員でも十分できるような仕事に時間をかける。

会社にとって最も大事な「経営について深く考える」仕事に時間をかけない。

一生懸命仕事をしているように見えて、実は頭を使っていないから、ラクしている

わけです。これでは会社は成長しませんね。

 

偉そうなことを言っていますが、これは5~6年前のまさに私の姿…(汗)

今はしっかり反省し、経営者のやるべきことをし、従業員のやるべきことを絶対に

しないということで組織の自動化が図れていますが…(苦笑)

 

また、社長にしか絶対できない仕事の一つに、

 

▼資源の再配分 … ヒト・モノ・カネの配分を私利私欲をはさまずにできるか?

 

ということ。特に今回の講演では【カネの最低配分】についてお話しました。

時間やスケジュールに追われるだけでなく、カネに追われるのは最悪です。

 

経営に大事なのは、夢とロマンと資金繰り。

夢とロマンだけで経営できれば最高ですが、

▼現金 = 現実

▼会社経営はお金で始まり、お金で終わる

という側面があります。

 

「社長業 = 未来創造業」であるべきで「社長業 = 金策業」になってはいけない。

今日も社長業を楽しみましょう!

 

 

アーカイブ

ブログTOPへ

日々是精進ブログはこちら
新型コロナ特設サイトはこちら
個別無料相談の詳細はこちら
  • 助成金&補助金で新型コロナ禍をチャンスに変える方法
  • 「令和時代にお金を賢く残す社長の新ルール」
  • お金を残す「社長の資産防衛の新常識」
  • お金を残す「社長の資産防衛術」
  • 「ずっとお金持ち」の人成金で終わる人
  • オーナー社長の「財務対策4つの急所」
  • 社長と会社のお金を残す力“養成”講座
  • 社長は「会社のお金」をこう残せ!
  • 小さな会社の社長のお金を残すために絶対必要な本
  • 社長のお金を残す財務プロジェクト作戦指南書
お問い合わせ
よくある質問