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大阪北部地震で被災し、再認識させられたこと

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ代表の

税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦@税理士です。

人生は3つの坂があるといわれます。上り坂・下り坂・まさか。

その『まさか』が本日起こりました。

7:58の大阪北部震災時には私を含め、5人が出社。

オフィスは大きく揺れました。

正社員3人は通勤途上で電車内に閉じ込められました。

その後、難波・天下茶屋・尼崎から徒歩で出社。

PAスタッフは全員、自宅待機としました。

被害の大きかった茨木市在住のPAスタッフも2名いました

が、全員の無事を確認。

そして、お昼には正社員は全員揃いました。

ただ次の課題は、阪神間に在住の正社員が無事帰宅できるか。

電車はすべてストップし、高速道路も通行止め。

復旧のめどが立たない中で、このままいけば夕方の帰宅ラッシュ

時には駅が混雑し、帰宅困難者が出るのは必至。

そこで、3時に営業終了とし、全員退社させました。

ただ電車がストップし、交通手段がない3名の正社員は、

私が車で自宅まで無事送り届けました。

ちょうどそのタイミングで高速道路の通行止めが解除になった

こともあり、スムーズに車を走らせることができました。

帰宅してテレビをつけたら、新淀川大橋に会社員が長蛇の列を

つくって、徒歩で帰宅する様子が映し出されていました。

もう少し退社させるのが遅かったら…

あの行列の中に、弊社の社員もいたかもしれない。

そう思うと、ぞっとしました。

わが法人の経営理念『社員とその家族の幸せを追求する』を

再認識させられました。

 

戦前の物理学者で、夏目漱石の最古参の弟子であったといわれる

寺田寅彦氏はこんな名言を残しています。

 

 

『天災は忘れた頃にやってくる』

 

 

この言葉の重みを改めて感じるとともに、阪神大震災時の恐怖の

記憶が蘇りました。

そして、自分の身に万一のことがあったときの生命保険金について、

法人と個人の両方で加入している生命保険の内容を整理して、

妻に今夜伝えました。

わが法人ではたんまりと生命保険に加入していますので、

経営者の私に万一のことが起こっても、社員や取引先には迷惑を

かけることなく、当面存続できるだけの埋蔵金は潤沢に準備OK。

この機会に再確認できました。

 

『最悪を想定し、最善を尽くす』

 

経営者のあるべきマインドコンディションです。

 

今回の震災で、一日一日の大切さを改めて感じさせられました。

2011年に56歳の若さで惜しまれながらこの世を去った、

天才起業家のスティーブ・ジョブズ。

彼はこんな名言を残しています。

 

……………………………………………………………………………………

自分はいつか死ぬという事実を覚えておくことは、

自分には失うものがあるという考えを避けるのに

最良の方法である。

自分は裸だ、何も持っていないと考えるのだ。

そうすれば、自分の心に従うしかなくなるだろう。

 

 

死んだときに墓場で一番のお金持ちになりたいとは

思わない。

私にとって重要なのは、夜眠るときに自分たちは

素晴らしいことをしたと言えることだ。

 

 

毎朝、鏡の中の自分に問いかけてきた。

「もしも今日が人生最後の日だとしたら、

今日やろうとしていることをやりたいと思う

だろうか?」と。

NOと答える日が何日も続くようであれば、

何かを変えなければならないということだ。

……………………………………………………………………………………

 

大変重みのある言葉です。

明日から一日一日をこれだけの覚悟と使命感を持って、

税理士業務に従事しなければならない。

自戒の念を込めて、肝に銘じたいと思います。

 

安全第一で行動し、余震にはお互い十分気をつけましょう。

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