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男の粋な生き方

無題

 

こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦です。

今日の一冊はこちら。

 

 

『男の粋な生き方』石原慎太郎(幻冬舎)

 

 

それでは本日の赤ペンチェックを見てみましょう。

 

 

▼スポーツの効用の最たるものは堪え性が培われることだ

スポーツへの熱中というのは当然肉体の酷使を伴うが、それが単に自分の

肉体を育てて変える、筋肉を強くし背丈を伸ばすなどといったことだけじゃ

なしに、もっと芯のある何かを変えてくれるんだ。

それは大脳生理学的にいうと、まさに脳の中でも一番大事なところ、脳幹

をしたたかに鍛えてくれるんだよ。

 

 

▼とにかく脳幹というのは人体で一、二を争う致命的な部分なんだ。

 

 

▼スポーツの効用の最たるものは、その競技でなんとか強くなってやろうと

努め、つらい練習に耐えることで培われる堪え性だ。

心理学ではそれを人間の「耐性」というけど、耐性の弱い奴は人生でまともに

生きていけない。

動物行動学の泰斗コンラート・ローレンツは「子供の頃肉体的な苦痛を味わわ

されることのなかった者は、成長した後不幸な人生を送ることになる」といって

いる。

 

 

▼男が男らしい男、タフな人間として生きていくためには、一度は貧乏を味わう

必要がある。

 

 

▼つまり、貧乏するということは、生きるための全てに耐えるということなんだ。

そんな体験を経ることなしに成長してしまった奴は、前にもいったコンラート・

ローレンツの脳幹論のとおりひ弱な人間にしかなり得ない。

 

 

▼男の男としての特性は挫折を人生の糧に変えることが出来ることだ。

それが男らしさというものだ。

大方の日本人が大好きな西郷隆盛も彼を見出した名君の島津斉彬が死んだ後、

彼の弟の久光にひどく嫌われて二度も島流しにされたり、未遂に終わったが

自殺を図ったりもしている。

あの豪傑風の西郷さんにしてもだ。しかし彼はそれを超えて明治維新を遂行

する英雄となった。

後に征韓論を唱えてかなわず敗れて引退し故郷に帰るが、激昂した子分ども

が無計画な反乱を起こし、やむなくそれを許して自分も戦の中で死ぬ。

その人情と潔さが日本人の心を打つのだろうが、僕にいわせると彼の盟友

大久保利通には敵わず、時代を見通せなかった男の悲劇ともいえるが。

 

 

▼人間というのは感情多感複雑な動物だ

京都大学の動物行動学の優れた研究者の竹内久美子さんのある著書には、

男の浮気は人間の雄としての宿命であって、どんなに熱烈な恋愛の末に

結婚した男でも、やがていつかは浮気をする、浮気をしてしまうのは人間の

雄としての本能であってどう否定できるものでもない。

いわば男の宿命だというようなことが書かれていて、僕としては思わず

膝を叩いてむべなるかなと納得したな。

で、その本のそのページに赤鉛筆で印をつけて女房の机の上に置いておいたら、

捨てられちまったよ。

 

 

▼結婚というのは人為的なもので動物の番とはかなり違っていると思う。

多くの男多くの女の中からたった一人を選らんでその契約を絶対的なものと

するために、ものものしく宗教的な儀式まで行い不変の誓いを立て合うが、

竹内さんの解析のとおり男は雄としての宿命を帯びているからその衝動に

駆られて当然他の女、他の雌に触手を伸ばしてしまう。

その結果としてのごたごたで離婚ということにもなるが、カソリックは

宗教原理的にそれを禁じている、というより認めないことになっている。

これは人間の繁栄の原理からすれば非原理的、つまり非人間的といえるな。

 

 

▼結婚の枠からはみ出した男女の関わりを世間は不倫として断じるが、

不倫は種の保存という生物の繁栄のための公理ともいえそうだ。

 

 

▼「世界最古の名古典小説『源氏物語』を見ろ、あれはあれは全部不倫の羅列だ。

天皇の不倫までが見事に描かれているじゃないか」とでもいえば世間を沈黙させ

られたろうにな。

 

 

▼結婚なり不倫なり男と女の関わりにはさまざまなものがからんでもくる。

場合によったら功利計算の上に成り立つこともあるし、政略結婚なるものまである。

要はそれを当人がどう心得るかだろうが。

 

 

▼いずれにせよ全ての物には変化があり終末、つまり別れがある。

それこそが存在というものだし、その上に人生についての確かな認識と自覚があり得る。

人の一生も、生まれて育ち少年へ、少年から成年へ、そして中年から老年へと変化し、

やがて死を迎える。

それは全ての物事の条理であって誰もそれを否定できないし逆らえもしない。

全ての物事には終わりがある。ということを誰も知ってはいるが、しかし信じてはいない。

死は人生で最大の、決定的な別れだろうが、しかしお経の言葉のように、この世はさまざま

な別れが満ち満ちている。

恋愛を含めて、人と人との出会いにも別れという終わりがある。

これは人生の中での痛切な出来事で、故に古今東西、小説や歌の歌詞の主題の多くは

「別れ」だな。歌にしても楽しい出会いを歌ったものは少ないが、別れの歌はやたらに

多い。そしてそんな歌の方がよく流行る、ということは、人間は実は死を含めて物事の

終りを信じていなくとも、予感しているということだろうか。

他の動物にはそんな予感はありはしまい。

だから人間にはさまざまな執着がある。それが人間の弱さでもあり、強さでもあると思う。

 

 

▼リーダーは組織の先頭を切って目の前の現実と闘わなければならないのであって、

その闘いに勝つためには何よりも冷厳な現実家でなくてはなるまい。

 

 

▼いかなるケースにおいてもリーダーたる者にとっての絶対必要条件は、どんな制約が

あろうとある場合にはそれを無視してでもよかれと信じることを敢えて行うという果断

の勇気だ。

 

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

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