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男性が読むべき女性本?

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こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦です。

今日の一冊はコチラ!

 

 

すべての女は、自由である。』経沢香保子(ダイヤモンド社)

 

著者の経沢氏は最年少女性上場社長として一躍注目の的に。

その後会社を引退、現在はオンラインベビーシッターサービスで

再起を果たしていらっしゃる女性起業家です。

最愛の子どもを病気でなくし、二度の離婚、3000万円を失う詐欺事件、

自らの会社を苦渋の決断で辞めるなど、さまざまな困難に直面し、乗り

越えてきたエピソードが赤裸々に紹介されています。
女性に向けて書かれた本とはいえ、男性経営者も読むべき本です。

内容は骨太で、かつエレガントな人生論、起業論でパワーをもらえます。

それでは本日の赤ペンチェック見てみましょう。

 

 

 

▼もう、ロールモデル探しはやめましょう。

ロールモデルを追いかけるのではなく、私たち一人ひとりが、

オーダーメイドの人生を大切に創りあげればいいのです。

自分らしい生き方で輝けばいいのです。

好きな生き方が認められるようになった時代の自由を謳歌しましょう。

 

 

 

▼2014年。トレンダーズを退社して15年の社長人生に幕を閉じた。

小さな会社の頃は悩みながらそれなりに楽しめた社長業も、上場を機に

景色が一変した。

 

 

 

▼悔しさは、私にとって上質な燃料。

理不尽なことがあっても、がんばり続けていたら、いつかオセロが

ひっくり返るように、向かい風が追い風になるのだ。

 

 

 

▼多くの人が信頼する大企業ですら不祥事を起こし、あっという間に

崩壊することもある世の中だ。

人口減少に少子高齢化・・・今までの成長方程式が崩れた結果、安定した

経済成長が見込めない。だから、誰も未来なんて読めないし、過去の

成功方程式は参考にならない。

だからこそ、やりたいことや実現したいことに取り組むべきだ。

 

 

 

▼誰かがいいという選択肢を選ぶこと、特に今まで育ててくれた親が

納得する会社を選ぶことは、一見いいことのように思えるが、自分の

本意でないなら、そういった「他人の視点」で人生を決めるべきではない。

理由は2つある。1つめは、自分の人生の決断を他人にゆだねると矛盾が

生じ、常に迷いが生まれ、失敗したときに他人のせいにして力がつかない

から。2つめは、好きなことに取り組まないと人生を後悔するから。

 

 

 

▼私の人生経験上、絶対に正しいと思うのは、「好きなことに全力で

取り組めば成果は必ず出る」ということだ。

やりたくない仕事のいいところを無理に見つけて続けるのは、時間の

ムダになったり、自分の潜在能力を引き出せず機会損失となったりする

場合もある。周りに流されると、チャンスを得られないどころか、自分の

判断力も磨かれない。

今の時代に安定なんてない。失敗を恐れてはいけない。リスクをとらない

成長や成功はない。

 

 

 

▼ブランドではなく自分らしさで選ぶ。

 

 

 

▼1日10分でもOK。ひとり時間を確保しよう。

 

 

 

▼私は毎日朝起きたら、ひとりで考え事をする時間を作っている。

周りの雑音をシャットダウンして、思いついたことをノートに書き続ける

「ひとりブレスト」をおすすめしたい。

時間帯は、夜は一日の疲れでネガティブな考えに陥りやすいため、

ポジティブなモードでかつ脳内がクリアになっている朝がいいのだろう。

たった10分書き出すだけでも、いろいろなアウトプットが出てくると

実感できるはず。

 

 

 

▼本心を犠牲にしない。最優先すべきは自分が本当にやりたいこと。

 

 

 

▼上場後は、風向きがすこし変わった。「誰にも損をさせたくない」。

そんなふうに、株主や関係者を強く意識しすぎるあまりに、プレッシャーを

必要以上に感じ、理念やビジョンの追求より業績や株価に振り回される

ことも多くなった。

あの頃の私はまだ弱かった。嫌われたくない、失敗したくない、失望

させたくないという気持ちが、短期的な焦りにつながり、起業した原点や

経営者としての信念を口に出すのを遠慮し、やりたいこと以上に、

やらなければならないことを優先する日々になった。

その状況で新たな発想は生まれづらい。

 

 

 

▼人生を変えたかったら、周囲が驚くくらいの大きな夢を持つべきなのだ。

それに向かって、わき目もふらず行動した者だけが人生を変えることが

できるのだ。夢がなければなんでもいいから一番を目指そう。

 

 

 

▼事業は、「うまくやろう」ではなく「正しくやろう」。

「なにかを創ろう」ではなく「最高のものを創ろう」。

「成功したい」ではなく「お客様を満足させたい」であるべきだ。

 

 

 

▼「トラブルが起きたときこそ、会社の中を楽しくする」と。

そもそもトラブルに直面すると、どんな人でも冷や汗をかくものだ。

そんなとき、ネガティブで元気のない空気が充満すると、ますます縮こまり

前に進めない。問題を乗り越えるには冷静に、かつポジティブになるしかない。

つまり、危機のときこそリーダーは、チームをリラックスさせなければ

ならないのだ。

 

 

 

▼人の言葉よりも行動を見よう。すべては自分から始まる。

 

 

 

▼サイバーエージェント社長の藤田さんに「苦労した人の方が魅力的だよ」

と言われて目が覚めた。そうだ、人生は経験から成り立つのだ、後戻り

なんてしなくていいんだ、若さに魅力があるのでもない、人の魅力とは

経験の積み重ねから醸し出される雰囲気なのだと気づいた。

 

 

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

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