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1日36万円のかばん持ち ~ 三流が一流に変わる40の心得

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こんにちは、大阪駅前の税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦です。

今日の一冊はコチラ。

 

 

『1日36万円のかばん持ち  三流が一流に変わる40の心得』小山昇(ダイヤモンド社)

 

 

小山昇氏は今、全国の中小企業経営者のカリスマとして有名な方でいらっしゃいます。

歯切れのよい文体は読んでいて爽快です。

それでは今日の赤ペンチェックを見てみましょう。

 

 

 

▼私の「かばん持ち」をした多くの社長は、「売上を伸ばせば、会社はつぶれない」と

考えていますが、それは間違いです。

会社が上げる利益の50%は税金です。残りの半分、つまり利益の25%を予定納税として

納付する。残りは利益の25%です。ところが今度は、借入金の返済が待っている。

では、その25%が在庫や売掛金になっていたら、どうなりますか?

資金難に陥って倒産します。これが黒字倒産のカラクリです。

現金は、会社の血液です。止まると倒産します。どんなに儲かっていても、現金が

なければ、賞与も給料も支払できません。反対に、たとえ赤字でも、B/S(賃借対照表)

を見ながら資金調達の仕方を変えていけば、倒産することはありません。

会社には最低でも、「月商と同額の現金」を用意しておくべきです。

経営は現金に始まり、現金終わります。モノの長さをはかるのは「ものさし」。

重さを量るのは「はかり」。そして、経営をはかるものが「現金」なのです。

 

 

 

▼株式を67%以上持っていない社長は、いわば「雇われ社長」です。

他の株主が結託すれば、解任されるケースもあるのです。

中小企業の場合、「株は、社長が独り占めする(67%以上持つ)」のが正しい。

株式が分散していると、それだけ会社の意思決定が遅くなり、時代の変化に対応

できません。

 

 

 

▼赤字のときこそ、資本政策を考えるチャンス

Xさんから相談を受けたとき、私は「借金をして株を買い取り、会社の意志決定を

早くする。Xさんは、まずそこから」とアドバイスをしました。

しかも運良く、X社は4期連続で赤字だったので、株価は額面割れ。

X社長は約800万円の借金をして、親戚が持っていた株を買い集めた。

非上場会社が経営安定を願うならば、株式は一人に集中させた方がいい。

 

 

 

▼経営の安定化を図るには、銀行からお金を借りてでも、内部留保を減らしてでも、

社長の株式保有率を「67%以上」にすべきです。

非上場の中小企業では、「所有と経営を分離させない」ことが正解です。

 

 

 

▼ナンバー2を育てる「たった2つのこと」

会社の実力は、社長の実力で決まるものではありません。

では、会社の実力は何で決まると思いますか?

「ナンバー2の実力」です。特に中小企業の場合、「会社の実力は、ナンバー2の

実力に正比例する」と私は考えています。

社長が「右!」と言ったとき、「ナンバー2」も「右!」という会社は黒字になります。

反対に、「ナンバー2」が社長の決定に逆らって「左!」と言う会社は、赤字になりやすい。

社長の決定が実行なされないからです。

 

 

 

▼ナンバー2の仕事は、社長が手取り足取り教えるものではありません。

本人が自ら考え、行動しながら体得するものです。

ナンバー2の育て方があるとすれば、それは「育てないこと」です。

教育環境を整えたら、あとは、「勝手に育つのを待つ」しかありません。

 

 

 

▼経営は、「目先」にとらわれてはいけません。

「半年後、1年後、5年後にどうなっているべきか」を考え、今すべきことを

「決定」するのが正解です。

会社にとって重要なのは、「これから先も、存続し続けること」です。

必要最低限の利益を確保したら、あとは未来に投資すべきです。

極論を言えば、「今」はどうでもいいんです。たとえ、「今」儲かっていても、

3年後に会社がつぶれたら、意味がない。

そのことを念頭に置いて、お金のことを考えなければいけません。

 

 

 

▼多くの社長は、「値上げをしないこと」が企業努力だと思っていますが、

それは間違いです。会社の業績を上げるために、「値上げをすること」も立派な

企業努力です。

 

 

 

▼なぜ、高級クラブは「決断の学校」なのか?

経済感覚が麻痺すると、どうなるか?投資に対する決断が変わります。

「なるべく経費を抑えてお金を残そう」という考え方から、「お客様を増やすために

未来に投資しよう」という考えにシフトできる。

たとえば、よさそうな土地を見つけたときに、後藤さんなら「買っても使う気が

ないからやめておこう」と以前はそう考えていました。

でもこれからは、「使えそうだから先に買っておこう」と積極的に考えるようになった。

人は、何十年もかけてつくった自分の価値観をなかなか壊せない。

壊せないから、売上も変わらない。

そのことに気づいてもらうために、私は「かばん持ち」の社長をジャンケンで

負かしています。

「負ける」という経験をしないと、今のやり方を手放せないからです。

高級クラブは、決断の大切さを学べる「決断の学校」なのです。

 

 

 

▼新しいことを試みるときに、成功する確率は50%、失敗する確率も50%です。

ということは、たとえ当てずっぽうでも、50%の確率で当たります。

失敗したら、もう一度やり直す。このときも、成功と失敗のの確率は50%ずつですが、

失敗確率50%の半分は25%なので、この時点の成功の確率は75%です。

このように考えていくと、6回も失敗すれば成功の確率は99%となります。

多くの社長は1回で成功させようとしますが、経営で大切なのは、失敗しないことでは

ありません。トライ&エラーを繰り返しながら、少しずつ正解に近づいていけばいい。

会社経営においては、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」が正しい社長の姿勢です。

 

 

 

▼家族仲を健全に保てないと、仕事のパフォーマンスが下がってしまいます。

そのためには、家族を犠牲にしないことです。家族と過ごすコミュニケーションの

時間を持つことが大切です。

1週間に一度でいいので、家族のための時間を取りましょう。

家族に支えられているからこそ、充実した仕事ができるのです。

 

 

 

▼経営には、粗利益率、労働分配率、成長率などさまざまな「率」があるため、

「かばん持ち」をする社長の多くは、経営を「率」で考えるクセがあります。

でも、それは間違いです。「率」にこだわりすぎると、会社の実態を見誤ります。

売上も、仕入も、経費も、会社はすべて「額=現金」で経営しています。

成長率がどれだけ上がろうと、「現金」がなければ、社員に給料を払うことは

できません。私は「率ではなく額で考える」を大切にしています。

達成率よりも重要なのは、達成「額」です。

 

 

 

▼幹部社員(管理職)の仕事は「社長の決定をすみやかに部下に伝え、実行

させること」だからです。

社員が「社長は勝手すぎる!社長の考えと自分の考えは違う!」と不満をぶつけて

きたら、社長は次のように言うべきです。

「私のやることや決定の内容に納得できないのなら、すぐに辞めて他社に行きなさい」

なぜなら、社長の価値観を共有させて、「社長のコピー」をつくることが社員教育の

要諦だからです。社長のコピーがいればいるほど、組織は堅牢です。

社長も人間ですから、いつも正しい決定をするとは限りません。

でも、社長が明らかに間違った決定をしても、「ただちに実行する」のが管理職の

仕事です。

 

 

 

▼社長が周囲の意見を聞きながらのんびりやった結果、会社が倒産してしまったら

元も子もありません。したがって、ワンマンと言われようが社長が独断で決定し、

それを社員に愚直に実行させるのが正しい。

 

 

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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